どうする家康ネタバレとあらすじ 第28話「本能寺の変」

どうする家康ネタバレとあらすじ 第28話(本能寺の変) 映画・ドラマ
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NHK大河ドラマ「どうする家康」の第28話「本能寺の変」のネタバレとあらすじをご紹介します。

この記事には大河ドラマの内容のネタバレが含まれています。

事前に内容を知りたくない方は、適宜読み飛ばしてください。

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どうする家康ネタバレとあらすじ 第28話「本能寺の変」

7月23日放送予定の「どうする家康」第28話「本能寺の変」の内容です。

前回の第27話「安土城の決闘」では、安土城での宴が描かれました。

―――ウサギは強うございます。

瀬名の最後の言葉の意味を、於愛が言い当てます。

亡き妻に背中を押されたように感じた家康は、罠かもしれない安土城の宴へと出かけて行きました。

宴では、明智光秀が接待役を任されていました。

家康は膳として出された「淀鯉」を口に運ぼうとして、箸を止めます。

どうやら臭いが気になるようです。

その様子を見た信長は、客人に腐ったものを出したのではないかと光秀を睨みつけます。

焦った光秀は、「徳川殿は高貴な料理になじみがないのでしょう」と失言をしてしまいます。

これに激怒した信長は、皆の前で光秀を蹴飛ばしました。

その夜、信長と家康は2人だけで話していました。

以前とは違って腹の中をみせなくなった家康を信長が挑発すると、家康はカッとなって信長に掴みかかって行きました。

そこから2人は本心で話します。

家康:「弱いウサギが、狼を食らうんじゃ!」

信長:「本当に俺の代わりをやる覚悟があるなら、俺を討て。やってみろ白兎。」

―――それから約2週間後、信長は本能寺へ、家康は堺へ向かいます。

第28話はこの続きから始まります。

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十数年ぶりの再会

日の本最大の貿易都市である堺で、家康は多くの有力者たちと親交を深めていました。

大商人の津田宗及(つだそうぎゅう)、堺代官の松井友閑(まついゆうかん)らとともに茶の湯を楽しんでいます。

堺の有力者たちと仲良くなれば、金、物、鉄砲…、力をつけるための多くが手に入ると考えてのことです。

左衛門尉:「次は今井宗久(いまいそうきゅう)殿とお会いし、鉄砲買い付けの算段を…」

家康たちが話しながら通りを歩いていると、思いがけず信長の妹で浅井長政の妻であった「市」に出会いました。

市は、家康が堺にいると聞いてこのあたりをウロウロしていたそうです。

2人は久しぶりに語り合いました。

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安泰の理由

市は今、甥に当たる織田信忠(信長の長男)の岐阜城に身を寄せていますが、3人の娘の見聞を広めるために、堺に出てきたと言います。

市の夫・浅井長政が信長に討たれて以来、市はずっと再婚せずにいました。

家康も正室を失いましたが、新たに正室を迎えるつもりはない…

それを聞いた市は、少し寂しそうに見えました。

市:「…兄を恨んでおいででしょう?」

家康:「…とんでもない」

市:「私は恨んでおります。もっとも、兄ほど恨みを勝っている者はこの世におりますまい。…でも、あなた様は安泰です。」

信長は決して家康に手を出さない、と市は言います。

なぜなら、家康は信長の唯一の友だから―――

家康:「…まさか」

市:「やはり伝わっていない、本当に哀れだこと。」

昔から恐れられ、誰からも愛されず、心を許すたった1人の友には憎まれている…

あれほど孤独で哀れな人はいない、と市は寂しそうに語ります。

考えもしなかったことを聞いて、家康はどう答えていいか分かりません。

いずれ誰かに討たれるのなら、信長は家康に討たれたいと思っているのではないか…

自分が失ったものを持ち続けている家康が羨ましいのだ、と市は言います。

家康の心を大いに動揺させて、市は帰っていきました。

家康:「知ったことか!何が友じゃ…わしの思いは変わらんぞ」

庭に向かって自分に言い聞かすようにそう言います。

その夜、家康は木彫りのウサギを見つめて考え続けました…

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本能寺からの知らせ

―――織田信長、本能寺にて死す

家康一行が京へ向けて出発しようとしていたとき、衝撃の一報が入ります。

どうやら、明智光秀に討たれたそうですが、知らせを持ってきた茶屋四郎次郎にも、詳しいことはわかりません。

四郎治郎:「殿、すぐにお逃げくだされ。殿は狙われております。」

光秀が「家康を討て」との命令を発しているといいます。

先の安土城の宴の一件で、家康は光秀から恨みを買っています。

追ってくる者の中には、家康を信長殺しの犯人だと勘違いしている者もいるらしいとのことでした。

四郎治郎:「明智の兵、名を挙げたい牢人、褒美目当ての民百姓。四方、敵だらけだと思し召せ!

【関連記事:茶屋四郎次郎とは誰?

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「伊賀越え」へ

四郎治郎がいち早く教えてくれなければ、今頃、命はなかったかもしれません。

左衛門尉:「殿…いかがなさる?」

家康:「これより山を越えて三河へ向かう!軍勢を整え、上様の仇を討つ!一同、三河まで走り抜くぞ!」

…山中をひたすら走る家康の脳裏に、信長との様々な思い出が浮かんでは消えていきます

ウサギは狼にいたぶられるばかり…楽しかった記憶など一つもありません。

落ち武者狩りに襲撃され、必死に敵を倒しながら、家康は思いました。

だが、弱く臆病な自分がここまで生き延びて来られたのは、信長がいたからこそだと―――

家康:「皆の者、誰も死ぬな!生き延びるぞ!」

家臣一同:「おお!」

家康たちは再び、三河に向かって走り出します。


第29話に続きます。

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