どうする家康ネタバレとあらすじ 第19話「お手付きしてどうする!」

どうする家康 映画・ドラマ
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NHK大河ドラマ「どうする家康」の第19話「お手付きしてどうする!」のネタバレとあらすじをご紹介します。

この記事には大河ドラマの内容のネタバレが含まれています。

事前に内容を知りたくない方は、適宜読み飛ばしてください。

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どうする家康ネタバレとあらすじ 第19話「お手付きしてどうする!」

5月21日放送予定の「どうする家康」第19話「お手付きしてどうする!」の内容です。

前回の第18話「真・三方ヶ原合戦」では、三方ヶ原の戦いの詳細が描かれました。

三方ヶ原で武田軍の待ち伏せにあった徳川軍は、開戦直後に早くも総崩れとなります。

織田からの友軍、水野信元と佐久間信盛は不利と見るとすぐに引き上げ、徳川家臣団は浜松城へ逃げ帰ります。

家康は、近臣に守られながら、近くの集落に隠れていました。

周辺には敵兵がうようよいて、浜松城には帰れそうにありません。

そこへ、浜松城を守っていたはずの夏目広次が現れます。

夏目は家康の金茶美具足を脱がせると、それを身に着け、敵兵の中へ駆け出していきました。

夏目を家康と勘違いした武田兵は、彼を討ち取ります。

夏目の命がけの身代わりで出来た隙をつき、家康は無事浜松城に帰ることが出来ました。

家康と浜松城は無事だったものの、家康はこの戦で多くのものを失い、悔し涙に震えます。

そんな中、破竹の勢いで三河侵攻を進めていた武田軍が、なぜか急に進路を変え、甲斐国に引き返し始めたとの報告が入ります。

第19話はこの続きから始まります。

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武田信玄の死

武田信玄死す

武田側は秘していたものの、その噂は瞬く間に各地を巡りました。

戦神といえども病には勝てませんでした。

彦右衛門:「殿、助かりましたな。」

思わず笑みをこぼした彦右衛門を、「敵とはいえ人の死を喜ぶとは何事か」と、家康が叱りつけます。

家康:「その死が確かであるならば、わしは信玄入道を惜しむぞ。」

とはいえ、この機を逃す手はありません。

武田に奪われた所領を取り返すべく、家臣一同は早速動き始めます。

1人になった家康は、庭に出ると甲斐の方角に向かって手を合わせました。

思わず嗚咽がこみ上げ、その場にヘタリこみます。

家康:「…よかったぁぁぁあ

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信長包囲網突破

元亀4年7月。

即座に反転攻勢に出た信長は、敵対する勢力の駆逐を開始しました。

まずは裏切って信玄と通じていた足利義昭を、逆賊として都から追放。

ここに足利幕府が終焉しました。

夏には北近江の小谷城を制圧。

義弟の浅井長政は自害して果てます。

お市は長政の意向で3人の娘と共に、織田家に引き取られました。

一気に包囲網の打開に成功した信長は、天下統一へとひた走ります。

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瀬名の元侍女

さて、この頃、家康は…

家康:「海老すくい~、海老すくい~」

蒸し風呂に入り、上機嫌で海老すくいを口ずさんでいました。

家康:「背中を流してくれんか。」

すると、若い侍女がうつむき加減で恥ずかしそうに入ってきました。

家康:「おお、お万であったか。」

いっとき、岡崎で瀬名の侍女をしていた者で、戦で消失した「知立神社(ちりゅうじんじゃ)」の神職・氷見家(ひみけ)の娘でした。

お万に背中を洗ってもらいながら、からくも生き延びた先の戦の話になりました。

お万:「天は見てくださっているのです。殿の日頃の行い、お優しいお心、だから天がお守りになるんだとお万は思います。」

天人様のように輝いて見えるとまで言われれば、家康も悪い気がしません。

お万が力を込め、腕や胸まで洗ってくれます。

汗の滴るその白い肌に、ついつい家康の目が吸い寄せられていきます。

ハッと我に返ってお万を下がらせたものの、しばらく胸の動悸が止まらない家康でした。

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信長が戦っているときに…

9月、家康はついに浅井が滅んだとの報告を受けました。

お市と姫たちが無事だったことだけが救いです。

家康:「われらも気を抜いてはおれんぞ!」

厳しい顔つきで左衛門尉と石川数正に言います。

数正:「ときに殿、一つご相談が。」

家康が1人で寂しかろうと、瀬名を浜松に移す話が岡崎から来ているとのことです。

家康:「大歓迎じゃ、すぐにでも瀬名をここに…あ!」

やけに歯切れが悪い家康の様子に、腹心2人が気付かないわけがありませんでした。

家康は「お万が子を宿した」と打ち明けます。

数正:「信長が敵を蹴散らしている時に、殿は風呂で何をしておられたのか!」

2人とも大激怒。

子細もれなく瀬名に報告されてしまいました。

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女の戦い方

瀬名:「アホたあけ~!」

正室の面目をつぶされた瀬名は、浜松城にやってくるなり鬼の形相で家康を追いかけ回し、しょんぼり肩を落としている夫に懇々と説教しました。

瀬名:「…お万と話してきます。」

あの慎ましくておっとりした娘が、と瀬名は今もまだ信じられません。

侍女の長屋に出向くと、少しお腹の膨らんだお万が木に縛られて泣いていました。

お万:「お方様(※瀬名のこと)、お気の済むまで折檻してくださいませ。殺されても文句は言いませぬ。」

子を産めば徳川の家は乱れ、城を出たとしても実家は既に無く、家康の落胤として恥ずかしくないしつけもできないだろうと、お万はさめざめと泣きます。

瀬名:「お万、もう良い。私はそなたを見くびっておったようじゃ。」

瀬名はふっと笑み、お万の縄を解いて身重の身体をいたわります。

お万は、なかなかに賢い娘です。

これでは、家康などひとたまりもあるまいと瀬名は思いました。

瀬名:「恥じることはない、それも女子の生きるすべじゃ。」

お万:「恥じてはおりませぬ。」

お万が強く言います。

欲しいものを手に入れるために男は戦はするが、女は人を癒し、安らぎを与えて手に入れる…女の戦い方の方がよほどいい…

お万:「政もおなごがやれば良いのです。男どもにはできぬことがきっとできるはず。お方様のようなお方ならきっと…。」

お万は去りますが、その言葉は瀬名の心に残りました。

「自分にはまだ信康と五徳の側でなすべき役目がある」

一緒にいてほしいという家康を説得し、瀬名は岡崎に戻ると決めました。

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これからの戦い

徳川を取り巻く状況は、厳しいものでした。

遠江の民は信玄に惨敗した家康を馬鹿にして喜び、軍は壊滅状態。

信玄はいなくなったものの、武田はいまだに強大で、奪われた所領を取り返すのには困難を極めるでしょう。

武田勝頼の才覚を恐れる信長からは、「時を逃さず武田の息の根を止めろ」と催促がきます。

家康:「本当の戦いはこれからか…」

浜松の夕景を見眺めながら、家康はため息ともつかぬ吐息を漏らしました。


第20話に続きます。

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