【光る君へ】あらすじとネタバレ第12話

【光る君へ】あらすじとネタバレ第12話 映画・ドラマ
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2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」のあらすじとネタバレです。

この記事には大河ドラマの内容のネタバレが含まれています。

事前に内容を知りたくない方は、適宜読み飛ばしてください。

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光る君へあらすじとネタバレ第12話

大河ドラマ「光る君へ」の第12話の内容です。

前回の11話で、まひろの父・藤原為時は官職を失ってしまいました。

家計をどうにかしようと、まひろは奔走します。

しかし、妾になることだけは受け入れられそうにありません。

そんな中、一条天皇(※懐仁親王)の即位の儀式が執り行われます。

道長は機転を利かせ、トラブルを解決しました。

父の兼家がそれを知り、道長は出世します。

そんな道長から、まひろへ呼び出しがかかります。

廃邸で会った道長とまひろ。

道長は思い悩んだ末の決意を語ります。

妻になって欲しい

しかし、身分と立場の違いから、まひろを正妻にすることはできません。

まひろはたとえ相手が道長でも、妾となることは受け入れられませんでした。

まひろと一緒になるために色々と考えを巡らせた末の決断を断られ、道長は「ではどうすればいいのか!」と怒って立ち去ります。

残されたまひろは途方に暮れていました。

第12話は、この続きから始まります。

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藤原為時の妾

986年8月。

まひろの父・藤原為時は妾である「なつめ」の家にいました。

身寄りのないなつめは、病気を患っており、為時が身の回りの世話をしていました。

ある日、まひろはなつめの家へ為時の着替えを届けに行きます。

そこで瀕死のなつめは「さわ」と荒い息の間に口にします。

「さわ」は、なつめの娘の名前でした。

父親は為時ではなく、なつめの元夫で、「さわ」はその元夫に育てられた娘です。

為時はなつめをさわに合わせたいと言い、まひろに迎えに行くように頼みました。

さわはまひろに連れられて母と再会します。

その晩、なつめは亡くなりました。

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新たな縁

後日、さわがまひろに会うため、為時の屋敷を訪ねて来ました。

畑仕事中だったまひろは見苦しい姿を見せたと詫びますが、さわはそんなまひろのたくましい姿に感動し、母と会わせてくれたお礼にと、畑仕事を手伝ってくれました。

それ以降、さわはたびたびまひろのもとを訪ね、家事をしたり琵琶を教わったりするようになります。

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現実

藤原宣孝が、まひろの婿に藤原実資を勧めてきました。

実資には学識も人望も財もあり、申し分のない相手だと宣孝は言います。

その後、宣孝は半ば強引に縁談を進めようとしましたが、実資が赤痢にかかっていることが判明。

別の相手を探すという宣孝に、まひろがその必要はないと答えます。

すると宣孝はまひろを一喝。

宣孝:「霞を食ろうて生きていけるとでも思っておるのか!甘えるな!」

…食べていくためには、見知らぬ人の妻となるしかない…

その現実にまひろは打ちのめされました。

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道長の縁談

藤原兼家は、かねてより頼んでいた3男・道長の左大臣家(※源雅信の一族)への婿入りを認めて欲しいと雅信に迫ります。

兼家:「道長が、左大臣家の姫君をお慕い申しておると申すのでございます。」

兼家はそう告げましたが、道長はその姫君(源倫子)のことを何も知りません。

雅信は兼家の強引さに戸惑い、倫子の気持ちを尋ねてみると答えました。

数日後、道長が、「兼家から雅信への文」を届けに雅信の屋敷を訪れます。

文には「道長候 摂政」(※訳:「これが道長です。藤原兼家より」)としか書かれていません。

雅信は兼家の抜け目のなさにあきれつつ、道長と語らいます。

その様子を倫子とその母・藤原穆子が物かげから除いています。

道長が帰ると、倫子が父に切り出します。

倫子:「私は藤原道長様をお慕いしております。

先日の打毬の試合を倫子は見ていました。

それ以来、道長の妻になると心に決めていた、と倫子は言います。

願いを叶えて欲しいと倫子は涙ながらに訴え、穆子もそれを後押しします。

雅信は、兼家の息子ということに抵抗を感じつつ、愛娘の願いを聞き入れました。

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道長からの呼び出し

庚申待(こうしんまち)の夜、まひろ・さわ・大学から帰宅中の藤原惟規の3人で酒を飲んでいました。

庚申待というのは、中国から伝わった行事で、人々はこの夜を眠らずに過ごします。

(※もし眠れば、腹の中にいる3匹の虫が天に上り、その者の罪を天の帝に告げると伝えられていました。)

途中、厠へ立った惟規は、百舌彦(※道長の従者)と出くわしました。

百舌彦は、道長からまひろへの文を持ってきていました。

惟規は、百舌彦から文を奪います。

その文を読み終えると、戻ってまひろに尋ねました。

惟規:「姉上、道長とは誰?」

道長は「三郎」のことだと分かると、惟規は驚きます。

まひろは、惟規から文を奪い、読み終えると一目散に外へ駆け出していきました。

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最後のチャンス

まひろは例の廃邸へ向かいます。

道長がそこで待っていると文に書いてありました。

まひろ:「妾でも良い。あの人以外の妻にはなれない。

懸命に走りながら、まひろはそう思いました。

しかし、駆けつけたまひろに、道長は「源倫子に婿入りすることになった」と告げます

道長:「地位を得て、まひろの願う世を作るべく、精一杯努めようと胸に誓っておる。」

そう言いながら道長は内心、まひろからの言葉を待っていました。

自分は妾でも良い

まひろはその言葉を言えませんでした。

親交の浅くない源倫子が正妻では、耐えられそうにないと思ったのです。

まひろ:「私は私らしく、自分が生まれてきた意味を探して参ります。」

まひろはそう伝えて、道長の前から去りました。

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道長と倫子

その晩のうちに道長は源雅信の屋敷を訪ねます。

穆子の許しを得て倫子の居室に入ると、いきなり倫子が抱きつき、覆いかぶさってきました。

倫子:「道長様、お会いしとうございました。」

道長は一瞬唖然としますが、ふと我に返り、倫子を強く抱きしめました。


第13話につづきます。

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