【光る君へ】あらすじとネタバレ第19話

【光る君へ】あらすじとネタバレ第19話 映画・ドラマ
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2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」のあらすじとネタバレです。

この記事には大河ドラマの内容のネタバレが含まれています。

事前に内容を知りたくない方は、適宜読み飛ばしてください。

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光る君へあらすじとネタバレ第19話

大河ドラマ「光る君へ」の第19話の内容です。

前回の18話で、亡くなった藤原道隆の代わりの次の関白に、藤原道兼が選ばれます。

しかし、そのわずか7日後に道兼は疫病で他界

再び関白の席が空いてしまいます。

疫病は猛威をふるい、道長と伊周を残して位の高い公卿の多くが亡くなってしまいました。

関白の座につきたい伊周と、一条天皇から関白の職を打診されても断った道長。

結局、道長は関白ではなく右大臣となり、公卿のトップに躍り出ます。

まひろは、かつて道長との逢瀬の場だった廃邸を訪れていました。

すると偶然、道長がそこに現れました。

2人は何も話さず、その場を去ります。

もし話せば、互いへの想いを抑えられなくなると思ったからです。

第19話は、この続きから始まります。

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伊周と道長の対立

まひろは、弟が借りてきた「新楽府」の写本に励みます。

そのうち、政のあるべき形に興味を持ち始めました。

そのころ、内裏の会議で騒ぎが起こりました。

その日は、民からの税免除の申し出を受け入れるかどうかで意見が分かれていました。

伊周は、「甘やかせば民がつけあがる」と税の免除を否定します。

対して道長は「疫病から立ち直れずにいる民を救うのが上に立つ者の使命だ」と主張します。

皆の意見を一条天皇に伝えるということで、この日の会議は終わります。

その後、伊周が道長に詰め寄ってきました。

伊周:「父上と道兼叔父上を呪詛したのは右大臣殿(※道長のこと)か?自分の姉でもある女院様(※詮子のこと)を動かして、帝をたぶらかしたのも、右大臣殿であろう?

伊周は道長に掴みかかろうとします。

道長はこれをかわし、伊周が倒れ込みました。

公卿たちは、伊周の無様な姿から目をそらし、足早に去っていきました。

この日以来、藤原伊周とその弟・藤原隆家は参内しなくなりました。

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道長の計略

995年8月、藤原実資が権中納言に、源俊賢が参議に、藤原行成が蔵人頭に昇進します。

その後、源俊賢は伊周と隆家のもとを訪れ、参内を促しました。

道長の義理の兄にあたる源俊賢を、伊周は警戒します。

しかし、「一条天皇も伊周を心配している」と俊賢が告げると、伊周の表情が変わりました。

俊賢:「右大臣様に対抗する力がなければ、内裏も陣定(※会議)も偏りなく動かぬと、帝はお考えなのではありますまいか。」

以前は蔵人頭として天皇の側に仕えてきた俊賢の言葉に、伊周も隆家も聞き入りました。

俊賢:「どうかご参内くださいませ。内大臣様、中納言様のおらぬ陣定など、あってはならぬと存じます。」

…実は、この俊賢の行動は、道長の命によるものでした。

道長が伊周をないがしろにしていると、うわさが立つことを抑えるための計略でした。

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まひろとききょう

秋、ききょうがまひろに会いに来ます。

ききょうは、右大臣となった道長の活躍ぶりをまひろに話して聞かせます。

疫病に苦しむ民のための租税免除や、若狭を訪れた70人の宋人を越前の館で受け入れられるように、一条天皇に進言する等、素早い決断に公卿達は感心していました。

しかしまひろは、租税の免除は高貴な者から下々への施しに過ぎず、宋の科挙のような身分の壁を越えられる制度こそが望ましいと言い、ききょうを驚かせました。

ききょう:「そんなことは殿方にまかせておけばよろしいではありませんか。私はただ、中宮様(※定子のこと)のおそばにいられれば、幸せですので。」

まひろは、ききょうがそこまで魅せられる中宮に会ってみたいと言います。

ききょうはそれを喜び、中宮に話してみると約束しました。

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天皇との対面

後日、まひろは後宮を訪れることを許されます。

そこで、中宮・藤原定子と対面しました。

その場に思いがけず一条天皇が現れます。

定子がまひろを一条天皇に紹介しました。

定子:「この者は、ききょうの友にございます。女子ながら、政にも考えがあるそうにございます。」

一条天皇:「朕の政に申したきことがあれば、申してみよ。」

緊張しながらまひろは、「宋の科挙のような仕組みが整うことを夢見ている」と語りました。

まひろ:「下々が望みを高く持って学べば、世の中が活気づき、国もまた活気づきましょう。

一条天皇:「そなたの夢、覚えておこう。」

一条天皇はそう答えました。

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まひろと道長の関係

その後、道長は一条天皇との会話で、まひろが一条天皇と対面し、政への意見を述べたことを知りました。

この頃、道長のもとには、官職を求める文が多数届いており、まひろの父・為時からは淡路守を希望すると書かれた文が届いていました。

従六位の為時としては高望みの官職でしたが、まひろにけしかけられてこの文を書いたようです。

…朝廷から為時に「従五位下に叙す」と知らせが来ます。(※高望みの官職が叶いました。)

道長の推挙による決定ということを知り、為時は道長とまひろには深いつながりがあることを察しました。

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「長徳の変」へ

伊周は、この頃、藤原斉信の妹・藤原光子のもとにたびたび忍んでいました。

ある日、伊周が光子のもとへ行くと、屋敷の前に見事な牛車が止まっています。

伊周は、別の男の存在を察して傷つき、家に帰ってやけ酒を飲みます。

そんな伊周に、隆家が「相手の男をこらしめてやろう」と提案しました。

伊周と隆家の兄弟は、馬で斉信の屋敷を訪れます。

男が出てくると、隆家はその男に向けて矢を放ちました。

すると、悲鳴が響き、斉信が屋敷から駆け出してきます。

斉信:「院!いかがされました、院!」

矢を射掛けられたのは、花山院でした。

長徳の変」が始まります。


第20話につづきます。

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