どうする家康ネタバレとあらすじ 第8話「三河一揆でどうする!」

どうする家康 映画・ドラマ
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NHK大河ドラマ「どうする家康」の第8話「三河一揆でどうする!」のネタバレとあらすじをご紹介します。

この記事には大河ドラマの内容のネタバレが含まれています。

事前に内容を知りたくない方は、適宜読み飛ばしてください。

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どうする家康ネタバレとあらすじ 第7話

2月26日放送予定の「どうする家康」第8話「三河一揆でどうする!」の内容です。

前回の第7話「わしの家」では、ようやく妻子とともに暮らせるようになった元康が、三河を一つの「家」のような場所にするという願いを込めて「家康」と名を改めます。

しかし、その願いに反するように、領内では謀反が起こり、戦続きで財政も思うようになりません。

そんな中、家康は今まで年貢を免除されていた一向宗の寺々から、年貢を取り立てることを思いつきます。

これには側近たちがこぞって反対。

不服に思った家康は、自分の目で確かめようと、一向宗の寺に潜入。

そこで偶然、瀬名と会います。

家康は瀬名に一向宗の寺に行くことを禁じていましたので、これを知り激怒。

すぐに瀬名を連れ帰り、その怒りのままに一向宗の寺々から年貢を取り立て始めました。

第8話「三河一揆でどうする!」はこの続きから始まります。

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三河国一向一揆

「寺側に事を構える気はあるまい」と家康はたかをくくっていましたが、瀬名の不安は的中してしまいます。

門徒達が奉行の屋敷を襲い、寺から取り立てた米を奪い返してしまったのです。

これを知った家康は怒って本證寺に使者を送ります。

しかし、その使者は門徒に斬り殺されてしまいました。

家康:「下手人を引き渡せと伝えよ!かくまえば、軍勢を率いて寺に討ち入るとな!」

家康はそう命じますが、この命令は火に油を注いだだけでした。

本證寺をはじめとする一向宗の寺に、各地から武器を手にした門徒たちが、ぞくぞくと集まっているという報告が入ります。

家康:「一揆じゃ…」

城下の家来衆まで寺に向かっているという報告もありました。

すべて自分の独断専行が招いたことですが、こうなったら武力で鎮圧するしか手はありません。

左衛門尉:「本證寺(ほんしょうじ)、上宮寺(じょうぐうじ)、勝鬘寺(しょうまんじ)、この3つの寺さえ潰せばあとは自ずと鎮まるはず。」

武装して集まった家臣団に左衛門尉が指示します。

陰鬱に押し黙った一同の中から、「なぜか家康が名前をいつも間違えてしまう夏目広次」がおずおずと口を開きました。

「一向宗門徒である自分の家来たちに、矢を射かけるのは気が進まない」と言います。

他の家臣の家来にも寺についた者は多く、「仏の罰が当たるのでは」と臆する者も少なくありません。

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バラバラの「家」

家臣たちは重い腰を上げて寺を攻めますが、敵の守りは固く、鉄砲すらも十分に用意しているようです。

それになにより、門徒兵たちは死ぬことを恐れていません。

「佛」と書かれた布で顔を覆い、「南無阿弥陀仏」の旗を掲げ、死ねば極楽に行けると喜んで戦います。

また、不審なことに、大将が僧侶とは思えぬほど戦運びが上手です。

左衛門尉は「誰か軍師がついているのではないか」とすら疑っていました。

うつむいていた夏目広次が「今まで通り寺々の不入の権を認めては?」と進言しますが、石川数正が「出来ぬ!」と一蹴します。

ここで家康が兵を引き、空誓に屈してしまえば、三河の支配などできません。

戦嫌いの瀬名は、先に約束を破った家康が空誓に謝れば済む話だと、もはや今となっては無理なことを言います。

瀬名:「…一つの家がバラバラじゃ…

瀬名のつぶやきに、家康は何も言い返せませんでした。

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混乱拡大

翌日、一向宗とは関わりのない吉良義昭(きらよしあき)と、松平昌久(まつだいらまさひさ)の謀反が発覚しました。

混乱に乗じて家康の首を取り、三河を切り取るつもりのようです。

実はこの騒動の裏には、千代の暗躍がありました。

家康は直ちに軍勢を差し向けましたが、他にも次々に蜂起が起こり、三河国内は内戦状態に陥ってしまいます。

家康:「なぜ皆わしを裏切るんじゃ…」

意気消沈する家康にトドメを刺したのは、吉良家と近しい夏目広次の裏切りでした。

城下では離反を呼びかける吉良の密書が飛び交っているようです。

途方に暮れる家康に、「服部半蔵の率いる服部党を本證寺に送り込み、空誓を亡き者にしよう」と数正が耳打ちします。

石川数正:「もはや手段を選んではおられませぬぞ!」

苦戦を強いられている本證寺攻めに、家康は自ら出陣することを決意します。

寺側についた家臣たちも、家康の姿を見れば心を変えるかもしれないと考えてのことです。

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…本證寺の寺内町は、閑散としていて人っ子一人いません。

馬に乗った家康と手勢が慎重に進んでいくと、先導していた長吉が急に駆け出して物陰に身を隠しました。

気がつけば近くにある掘っ立て小屋の窓から、いくつも銃身が伸びています。

「殿を守れ!!!」

しかし、家臣たちが家康を守るより早く、銃口が一斉に火を吹きました。

強烈な衝撃に耐えきれず、家康が落馬します。

幸いにも弾丸は鎧が受け止めましたが、意識が朦朧として動けません。

土ぼこりの舞う視界が徐々に鮮明になった瞬間、門徒兵たちが手にした槍を家康に振り下ろしました。

家康:「うわあああああ!」

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国の主

…夢うつつのなか、記憶が蘇ります。

5年ほど前の春の日、駿府の今川館で

今川義元:「この国の主は誰ぞ?」

と問われたことがありました。

太守様、京の将軍様、天子様…どの答えも違うといいます。

義元いわく「天下の主は、汗水垂らして働いている老若男女の民」だそうです。

義元は続けます。

義元:「我らは民に生かされている。あの者たちに見放された時こそ我らが死ぬ時だ。」

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空誓の軍師

…家康が意識を取り戻すと、そこは岡崎城でした。

瀬名や側近たちの心配そうな顔が見えます。

家康:「…長吉…長吉は?」

槍が振り下ろされる寸前、長吉は家康に覆いかぶさって命を救ってくれていました。

瀕死の状態で手当てを受けていた長吉は、家康を罠にはめたことを謝ります。

長吉は熱心な一向宗徒でした。

仏と主君との間で苦しんだに違いありません。

長吉は、家康に「裏切り者はまだ近しい家臣の中にいる」と囁いて息絶えてしまいます。

湧き上がる疑心に怯えながら、家康は瀬名の手を取って逃げるようにその場を去りました。

居室へ入ろうとふと見ると、廊下の先に服部半蔵がいました。

半蔵:「…空誓の軍師に阻まれました」

…空誓の軍師。

その正体は何と本多正信でした。


第9話に続きます。

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