どうする家康ネタバレとあらすじ 第7話「わしの家」

どうする家康 映画・ドラマ
スポンサーリンク

NHK大河ドラマ「どうする家康」の第7話「わしの家」のネタバレとあらすじをご紹介します。

この記事には大河ドラマの内容のネタバレが含まれています。

事前に内容を知りたくない方は、適宜読み飛ばしてください。

スポンサーリンク

どうする家康ネタバレとあらすじ 第7話「わしの家」

2月19日放送予定の「どうする家康」第7話「わしの家」の内容です。

前回の第6話「続・瀬名奪還作戦」では、ついに瀬名と竹千代・亀が元康との再会を果たしました。

駿府に侵入し、瀬名たちを連れ去る計画は失敗しましたが、本多正信の次なる策で鵜殿長照の息子たちを生け捕りにすることに成功。

生け捕りにした鵜殿長照の息子たちと瀬名たちの人質交換を試みます。

交渉を受けた今川氏真は「逆賊どもとは取引をしない」と怒り、瀬名を含む関口家の者たちと交渉に乗り込んだ石川数正を処刑しようとします。

そこで瀬名の母・巴が今川氏真を叱りつけ、自分たちの命と引き換えにこの人質交換に応じてほしいと訴えます。

瀬名の父・関口氏純も巴に賛同し頭を下げました。

関口氏純・巴の命がけの嘆願により、瀬名とその子供達は人質交換が認められ、元康のもとへ帰ることができました。

実に2年ぶりの再会です。

第7話「わしの家」はこの続きから始まります。

スポンサーリンク

元康の改名

永禄6年夏、元康は何枚もの紙を前に考え込んでいました。

今川義元の「元」という字は縁起が悪いと信長に言われ、「元」の字を変えた名前を思いつく限り書き出してみましたが、三河の主にふさわしいものがなかなか見つかりません。

そこへ花摘みに出かけていた瀬名と子供達が帰ってきました。

岡崎に来て1年余り、家庭円満で夫婦仲もとても良好です。

ただ、唯一の悩みの種は母・於大でした。

元康が上ノ郷城を与えたにもかかわらず、瀬名を一人前の三河の女にする務めがあるとしょっちゅう岡崎に(…嫁いびりに)やってきます。

一方、お方様と呼ばれる瀬名は人気者でした。

家臣達が家で採れた作物やら何やらをせっせと運んできます。

瀬名:「私はここが大好きです。なんだかみんなが一つの家に居るようで。」

その瀬名の言葉で、元康はふと思いつきました。

妻子だけではなく、家臣も民も、皆が親であり子であり兄弟であり、この三河が一つの「家」…

元康の新しい名前は「家康」に決まりました。

スポンサーリンク

鷹狩り

しばらくたったある日、木下藤吉郎が使者として岡崎城にやってきました。

鷹狩りの誘いです。

信長はすでに西尾の辺りで狩りを始めているとのこと。

家康:「そこは我が領土じゃが…」

釈然としないながらも、狩りの準備をして駆けつけると、信長は武装していて小軍勢まで引き連れています。

信長:「獲物がたくさん取れた」

…痛めつけられたらしい武士が数人、縛られてぐったりしています。

彼らは三河の名だたる武家の者たちで、謀反の企てを白状したという話でした。

信長:「俺はこれから美濃の平定に取り掛かる。お主には三河をしっかりと押さえてもらわねばならんのだ!」

家康:「し、失礼つかまつる!」

震え上がって城に戻った家康は、直ちに謀反を鎮圧しました。

が、次はどこで反逆の狼煙が上がることかわかりません。

なにしろこの3年、戦続きで皆の暮らしは苦しくなるばかりです。

城の蔵も空っぽで、これ以上民から取り立てるわけにもいかず、八方塞がりの状態でした。

スポンサーリンク

一向宗の偵察

そんなある日、瀬名が一向宗の寺に行きたいと言い出します。

左衛門尉の妻の登与(とよ)たちから、賑やかで楽しい所だと聞いていたようです。

家康:「いかんいかんいかん!一向宗なんて怪しげなところ、断じてならぬ!」

一向宗の寺々が豊かなのは、家康の父が与えた「不入の権」と呼ばれる特権を縦に、年貢を納めず全部自分たちのものにしてしまうからでした。

家康:「だから銭をたんまりと…」

では一向宗の寺から年貢を召し上げればいい、と思い至ります。

しかし、左衛門尉や石川数正たちは反対しました。

寺の中は武士の力の及ばぬ場所であり、寺々がそれぞれ一つの国と考えたほうがいいと言います。

家康は不服に思い、自分の目で確かめようと百姓のふりをして、一向宗の寺に潜り込むことにしました。

頭の固い年長の側近たちではなく、若い榊原小平太と本多平八郎を共として連れていきます。

やってきたのは、三河にいくつかある一向宗の大規模寺院の一つ、「本證寺(ほんしょうじ)」というお寺です。

周囲に堀をめぐらし、土塁を築き、寺を中心に作られた堅牢な城下町のようでした。

通りには食料品や日用品を売る店が立ち並び、岡崎の城下より賑わっています。

家康:「なんということじゃ…」

「侍だろうが、百姓だろうが、遊び女だろうが、ここでは皆同じだと、一向宗徒で案内役の下級武士、土屋長吉重治(つちやちょうきちしげはる)が説明します。

そこへ、太鼓や鈴、琵琶の音が聞こえてきて、旅芸人の一団が現れました。

先頭には妖艶な美女が踊っています。

美女は千代という名前のようです。

千代:「さぁさぁ皆の衆、お堂へお集まり!空誓(くうせい)様がお見えになるよ!憂い、迷い、苦しみ、悲しみ、すべて上人様が聞いてくださるよ!」

人々は一斉に寺へ向かって駆け出します。

案内役の長吉も走って行ってしまいました。

取り残された家康たちがぽかんとしていると、千代が声をかけてきました。

千代:「坊やたち初めて?」

スポンサーリンク

火種の気配

大勢の人達が集まったお堂の奥から、いかにも貫禄のある僧侶が現れます。

人々が一斉に熱狂します。

千代:「蓮如上人の御曾孫、本證寺ご住職、空誓様よ!

千代が教えてくれました。

空誓の説法に人々は涙し、手を合わせて「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と一心に念仏を唱え、競うように銭や米や野菜を差し出しています。

お堂では、老若男女が熱に浮かされたように踊っています。

千代:「怖い顔してないで踊りなさいな!」

千代に押し出された家康は、楽しそうに踊っていた女とぶつかります。

ぶつかったのは、なんと瀬名でした。

それどころか、登与(左衛門尉の妻)、於大まで一緒にいました。

家康:「お前はいつからそんなふしだらな女になったんじゃ!」

家康は激怒して、瀬名を引っ張って城に連れ帰りました。

数日後、家康は左衛門尉や数正には内緒で、全ての一向宗の寺から年貢を取り立てます。

道理に反する、と瀬名は眉をひそめましたが、家康は「わしはこの国の主じゃ、何が悪い」と開き直りました。

今まで寺の連中を甘やかしすぎた、家康はそう思いました。

しかし、その1ヶ月後、甘かったのは自分だと思い知ることになります…。


第8話に続きます。

タイトルとURLをコピーしました