茂木敏充氏の性格が見える「茂木さん取扱マニュアル」詳細

外務省 政治・経済
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自民党幹事長の茂木敏充氏に関して、官僚たちの間で読まれている「茂木さん取り扱いマニュアル」ともいえる文書の存在が噂されています。

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茂木敏充氏の性格は?

茂木敏充氏は、「頭脳明晰で極めて優秀」「党内随一の知識と頭の回転、説明能力の高さを持つ」と、周りからの評判はとても高く、ある会合では安倍晋三元首相から、下村博文氏・甘利明氏とともに「ポスト安倍候補」として紹介されたこともある人物です。

能力も高く、優秀ということで周りからの評判がとても高い一方、「部下や後輩に厳しく、人望に欠ける」という欠点をもっていると言われます。

機嫌を損ねると厳しく当たることが多いらしく、外務大臣時代に事務方の官僚が「大臣出張等メモ」という「マニュアル」を作成し、官僚間で共有されているという話が出まわっています。

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茂木氏取扱マニュアル(大臣出張等メモ)とは?

官僚の間で茂木氏は「瞬間湯沸かし器」として有名なようです。

ですが、茂木氏は政治家としての能力は高いため、歴代総理から大臣などの要職を任されることも多く、官僚と関わる機会が多くなっています。

そこで、ある事務方の官僚が、茂木氏をキレさせないためのマニュアルを作成し、これが引き継がれていったそうです。

このマニュアルは「大臣出張等メモ」と題され、A4用紙22枚にもわたり注意書きが延々と綴られています。

食べ物の好き嫌いからタバコの銘柄、コーヒーの出し方まで事細かに記され、まさに「茂木氏を怒らせないための取扱説明書」といえる代物となっています。

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マニュアルの内容詳細

「大臣出張等メモ」の内容を一部ご紹介します。

食事

  • ご飯ものより麺類(パスタ、うどん、そばなど。特にラーメン)やパン(サンドイッチ(特にクラブサンドイッチ)、ハンバーガー、ホットドック、甘いパン(デニッシュ等))を好む
  • ハンバーガー、牛丼、立ち食いそば、カレーなど注文後すぐに出てくるものを好んで召し上がる
  • ハンバーガーはオーソドックスなもの、カレーは辛口を好む
  • 嫌いな食べ物は、煮物全般、酢の物、ごま豆腐、キャビア、サーモンサンドイッチ、固いパン(ベーグル、フランスパンなど)、あんかけのもの全般、フカヒレ、冷やし中華、長崎ちゃんぽん、スイカ、メロン(夕張メロンは除く)、和菓子全般、洋菓子全般
  • その時の気分で食べたいものを所望されるので、事前の下調べと現地での臨機応変な対応が必要

飲み物

  • 水はエビアン、お茶はお~いお茶、コーラはコカ・コーラゼロ
  • 水を飲む際に氷は必要ない
  • コーラは可能な限り、コカ・コーラゼロを用意したほうが良いが用意できない場合は他のものでも構わない
  • お酒は事前情報では、ワイン、ビール、日本酒、焼酎、ウイスキー等何でも飲むという情報だったが、海外出張時はほとんどの場合ワインかビールを飲まれている
  • 栄養ドリンクとして、メガシャキ、葛根湯ドリンク、ユンケルの3本セットを持参する必要がある

タバコ

  • プライオリティ最優先、何よりもまずタバコ
  • タバコが吸えるか吸えないかで大臣の機嫌が大きく変わる
  • ありとあらゆる場所で吸える環境を最大限整えることが必要
  • (特に重要な公務案件の直前は)確実に吸える環境を整える

移動

  • 大臣は気が短く、無駄が大嫌いで、自分の思ったとおりでのスケジュールじゃないと機嫌を損ねる可能性が高い
  • 目的地に到着するタイミング、飛行機に乗り込むタイミングは常にギリギリを求められるため、綿密な計画をたてる必要がある
  • 日本航空は極力避ける(以前、国内出張でトラブルになったことがある)
  • 韓国の航空会社(特にアナシア航空)は絶対に避けること(以前乗り込むまで5分以上待たされたことで激怒した)

ホテル

  • 大臣の部屋にフロントから直接電話してこないよう、ホテル側に徹底させること
  • 出張に先乗り部隊として入った担当者は大臣宿泊部屋の細かな確認(シャワーのお湯が出るかどうか、水圧の確認、電気がつくかどうか、ミニバーに飲み物がはいっているかどうか、エアコンの効きが良すぎていないか、カーテンは全て開けた状態になっているかどうか、テレビはちゃんとつくかどうかなど)を徹底すること
  • 通常の客室には置いていないようなものが置かれている場合(例えばエスプレッソマシーンなど)には、必ずホテルの担当者に確認し、担当者数名がそれを知っておき、大臣から使用方法を聞かれたらすぐに対応できる体制を取ることが必要
  • 上記ができない場合には、事前にその機器を撤去しておくこと(大臣は関心をもって使用したいが、やり方が分からず誰かを呼ぶものの、その者が使用方法を知らない場合には機嫌が悪くなる可能性が高い)
  • 大臣は朝が非常に弱い、やむを得ず朝早いスケジュールが入る場合は、秘書官から大臣にモーニングコールを行う
  • 早朝のスケジュールは極力避けるよう配慮する事が必要
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幹事長というポジション

上記の「大臣出張等メモ」はご覧になられましたでしょうか?

結構インパクトのある内容でした。

メロンは嫌いだけど夕張メロンはOK…?

秘書官の苦労が見て取れます。

ところで茂木敏充氏は甘利明氏の後任として、自民党の幹事長に就任しています。

幹事長というのは、副総裁がいない場合には、実質No.2と言われるポジションです。

副総裁は常設ではありませんが、現在は麻生太郎氏が副総裁を務めていますので、茂木幹事長が自民党の実質No.3のポジションにいるといえそうです。

自民党の新人議員は、何故か出回っている「大臣等出張メモ」を手に入れて読んでおく方が賢明かもしれません。

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