投票所入場券(投票券)がなくても投票はできる
結論を言えば、投票所入場券がなくても投票は可能です。
投票所入場券は、投票所で事務処理を円滑に行うための整理券のようなものであり、選挙権を証明するための書類ではありません。
各市区町村の選挙管理委員会には、選挙人名簿というものがあり、選挙権があるかどうかの判断はこの選挙人名簿に基づいてなされます。
そのため、投票所入場券がなくても選挙人名簿に名前が載っていて、その人であることの確認ができさえすれば投票をすることができます。
これは、「家に投票券を忘れた場合」でも、「紛失した場合」でも、「郵便の都合で届かなかった場合」でも同じです。
投票券がない場合の方法
では、具体的に投票券がない状態で投票するにはどういう手続をとればいいのでしょうか?
投票券無しで投票所に行った場合、「氏名」「住所」「生年月日」などを聞かれます。
そこで選挙人名簿に記載されている人と同一人物であることの確認ができれば、その後は普通に投票することができます。
運転免許証や保険証などの身分が分かるものを提示するとスムーズに確認が取れるはずですので、投票所に向かう際にすでに投票券がないことが確定している場合は代わりに身分証明書を持っていくようにしましょう。
身分証明書が必須というわけではありませんが、各選挙管理委員会によって取り扱いが違うため、不安な場合はお住まいの市区町村の選挙管理委員会に事前に問い合わせるといいでしょう。
なんにせよ、投票日当日に投票券がないからといって、慌てる必要はありませんのでご安心を!