【光る君へ】あらすじとネタバレ第15話

【光る君へ】藤原道兼の最期と死因・ちやはの仇はどうなった? 映画・ドラマ
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2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」のあらすじとネタバレです。

この記事には大河ドラマの内容のネタバレが含まれています。

事前に内容を知りたくない方は、適宜読み飛ばしてください。

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光る君へあらすじとネタバレ第15話

大河ドラマ「光る君へ」の第15話の内容です。

前回の14話では、権力の絶頂を極めた道長の父・藤原道兼が亡くなります。

道長の兄である道隆が摂政を継ぎますが、民に目を向けず、身内びいきの政を行います。

そんな状況で、道長は「まひろの願う世を作るためのことを何もできていない」と苦しみます。

まひろは「文字を教えることによって1人でも2人でも民を救いたい」という使命を見つけ、そのために貧しい少女に文字を教えていましたが、少女の父親から「畑作業に文字などいらない」と断られてしまいました。

そう言われてまひろは、何も言い返すことができませんでした。

第15話は、この続きから始まります。

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道隆の横暴

摂政・藤原道隆は、娘・藤原定子を中宮にたてた3日後、妹で一条天皇の母である藤原詮子を内裏の外に引っ越しさせます。

道隆:「これよりは帝と中宮様の御代。どうぞ、ご安心の上、ゆるりとお過ごしくださいませ。」

口ではいたわるようなことを言いながら、自分を追い払う道隆に詮子は激しい怒りを覚えました。

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藤原氏の出世

道長の職場に藤原公任が来て「藤原道兼に屋敷に居座られている」と助けを求めました。

酔い潰れた道兼は、5日も出て行かず、公任の家の者を困らせていると言います。

道長は公任の屋敷に出向きます。

すると、荒れた様子の兄・道兼が酒を飲んでいました。

道長が連れて帰ろうとしても、道兼は聞き入れません。

道兼:「おれは父上に騙されて、ずっと己を殺して生きてきた。そして父上にも妻にも子にも捨てられた。俺のことなどもう忘れろ。」

道長:「兄上はもう父上の操り人形ではありません。己の意思で好きになさいませ。」

ならば、「道隆の首を取る」と道兼は言いました。

道兼「摂政の首が取れたら、未練なく死ねる。浄土に行けずとも、この世とおさらばできる。」

涙を流す道兼に、道長は懸命に思いを伝えました。

道長:「私は兄上に、この世で幸せになっていただきとうございます。兄上は変われます。変わって生き抜いてください。この道長がお支えします。

道兼:「俺の生きる場所など、あるとは思えぬ。」

道長:「あります、しっかりなさいませ!もう父上はおられぬのですから。」

道長の言葉が道兼の胸に響いたようです。

捨て鉢になっていた道兼は、思いを改めます。

道兼は内裏の務めに励むようになりました。

まもなく、道隆は道兼に内大臣の地位を与えました。

さらに、次の年には藤原伊周と道長を同じ権大納言に任命しました。

さらにその後、藤原道綱と藤原公任も参議となります。

道隆と仲のいい公卿ばかりが位を上げられたため、道長は「身内びいきが過ぎる」と案じていました。

一方、大学寮で学ぶまひろの弟・藤原惟規が難関試験に受かりました。

一家は、みんなでこれを祝いましたが、まひろは内心、新成長著しい弟に比べて前進できていない自分を情けなく感じていました。

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「清少納言」の誕生

高階貴子が娘の定子と話をしています。

定子は一条天皇と仲睦まじく過ごしていましたが、貴子は「それだけでは不十分なのだ」と言い聞かせました。

貴子:「後宮の長として、揺るぎなく、すべての者の心を引きつけ、輝かねばなりませんよ。」

それが父・道隆のまつりごとを輝かせることにもなると貴子は説きます。

貴子:「中宮様にふさわしい、漢詩や和歌の巧みな賢く美しい女房を増やします。そうだ、次の世を担う、伊周のような若き公卿が集まって語り合うような、華やかな後宮を作ってまいりましょう。」

そう決めた貴子は、「ききょう」を女房として内裏に招き、定子の話し相手になるように命じました。

ききょうは大いに喜び、定子と対面しました。

その日、ききょうは定子から「清少納言」という名を与えられました。

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関白・藤原道隆

この頃、道隆は摂政から関白となりました。

一条天皇を大人と認めることで、定子との皇子を早くもうけるように促したのです。

道長は、定子の装束や後宮の調度品のために、朝廷の財から多額の金が使われていることを知りました。

これを認めているのは道隆だと分かったため苦言を呈しましたが、道隆は聞く耳を持ちません。

その晩、道長は妻・源倫子の父である源雅信死去の知らせを受けます。

藤原氏全盛の世に、16年の長きにわたって左大臣を務めた源雅信は、74歳で旅立ちました。

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気晴らしの旅

まひろは友人の「さわ」から旅に誘われます。

父と継母に疎まれているさわは、気晴らしに近江の石山寺に行くといいます。

父の許しを得て、まひろはさわと旅立ちました。

紅葉の石山寺に着くと、2人は局(※小部屋)に入ります。

ひそひそと話をしていると、別の局から2人を叱る声がしました。

局を出て声の主と話をすると、その人は藤原道綱の母・藤原寧子でした。

まひろは幼い頃から、寧子が記した「蜻蛉日記」を愛読していたため、偶然の出会いに感激します。

道長の父・藤原兼家の妾だった寧子は、兼家との日々を「蜻蛉日記」に書き記し公にすることで、妾としての痛みを癒していたとも語りました。

そこに、道綱が母を迎えに来ます。

さわは、ひと目で道綱に惹かれますが、道綱は、まひろに惹かれていました。

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人違い

その晩、まひろとさわは同じ局で床に着きます。

しかし、まひろは寝付けず、廊下に出て庭を眺めていました。

その間に、道綱がまひろたちの局に忍んできました。

寝ているさわをまひろと間違えて道綱が近づくと、さわが目を覚ましました。

道綱:「あれ?すまぬ、間違っておった。」

道綱は慌てて逃げて行きました。

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自暴自棄の友人

翌日、さわの顔から笑顔が消え、まひろへの態度が冷たくなりました。

帰り道、まひろが話しかけても、さわは返事もせず、そうかと思えば突然感情を爆発させます。

さわ:「私には才気もなく、殿御を引きつけるほどの見栄えもなく、家にも居場所がなく…もう死んでしまいたい。」

さわは、川の方へとかけていき、まひろはあわてて後を追います。

川辺に着くと、2人は怯えて立ちすくみました。

そこここに、遺体が転がっていたのです。

この頃から京の近辺では、疫病が流行りはじめていました。


第16話につづきます。

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