どうする家康ネタバレとあらすじ 第10話「側室をどうする」

本多正信はいつ復帰?三河一向一揆のあとはどうやって徳川家臣団に戻った? 映画・ドラマ
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NHK大河ドラマ「どうする家康」の第10話「側室をどうする」のネタバレとあらすじをご紹介します。

この記事には大河ドラマの内容のネタバレが含まれています。

事前に内容を知りたくない方は、適宜読み飛ばしてください。

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どうする家康ネタバレとあらすじ 第10話「側室をどうする」

3月12日放送予定の「どうする家康」第10話「側室をどうする」の内容です。

前回の第9話「守るべきもの」では、三河国一向一揆が終結。

一揆側についた夏目広次の罪は不問とされたものの、軍を指揮した首謀者の本多正信は三河から永久追放となります。

自身の過ちによって多くの民を死なせ、家臣を失った家康は後悔の涙を流します。

そんな家康に寄り添うようにして瀬名が励まします。

汚れたこの世をこそ浄土に…

第10話「側室をどうする」はこの続きから始まります。

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調略進行

一向一揆を鎮めた家康は、三河国内の支配を一気に強め、今川方の国衆たちへの調略を進めていました。

遠江・引間城(ひくまじょう)の城主・飯尾連龍(いのおつらたつ)にも協力を呼びかけます。

連龍の妻・お田鶴は、現今川家当主・今川氏真のいとこにあたり、瀬名とは幼なじみですが、家康はかつてお田鶴の兄・鵜殿長照を自害に追い込んでいます。

つまり、飯尾連龍にとって家康は義理の兄の仇です。

そのような微妙な関係ですが、連龍は「それもこの世の常。今後は家康と共に歩み今川と松平の間を取り持ちたい。」と協力を引き受けてくれました。

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側室探し開始

永禄7年夏。

このころ瀬名は、岡崎城下の外れにある築山(つきやま)の庵に移り住んでいました。

先の一揆の苦い経験から、自分は里にいて民の悩みや願いを聞き、それを城の家康に届ける橋渡しの役目をしたいと考えてのことです。

草花があふれる庭で薬草を摘み、煎じ薬にして精のつくよう家康に飲ませるのも日課となっていました。

この築山は誰もが気軽に立ち寄れる場所ですが、時には招かざる客もやってきます。

?:「大事な話をしに来たのじゃ。殿もご一緒で好都合。」

家康の母・於大です。

次の子が一向に授からぬので、もっと子をポンポン産む側室を置けと言ってきました。

側室などいらぬと家康は断りますが、於大も譲りません。

松平家を盤石なものにするために、子をどんどんつくらねばならぬと言い張ります。

この話に対して瀬名には異論もなく、むしろ瀬名は「側室選びを自分にもやらせてほしい」と申し出ました。

於大:「それはもちろんじゃ!ともに良い女子を探しましょうぞ。」

唖然としている家康置き去りに、意気投合した嫁と姑は、早速側室探しに取り掛かりました。

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家康の側室

数日後、築山で側室候補の面接が行われました。

我こそは!という女たちが行列をなしています。

数は集まりましたが、年が若すぎたり、逆に年配であったり、色気むんむんの女だったり…家康はまんざらでもなさそうですが、瀬名と於大の目にかなう女はなかなか見つかりません。

そんな時セナ、瀬名は城で下働きをしているお葉(よう)という女のことを知ります。

表情ひとつ変えずにナタでイノシシをさばくような、惚れ惚れするほど勇ましい女でした。

登与(※左衛門尉の妻)によれば、鵜殿の分家の娘で、普段は無口で影が薄いものの、働き者で万事そつがないとのことです。

「手グセの悪い侍に乱暴されそうになった娘を救った」という武勇伝もあり、城勤めの娘たちにはお葉に憧れている者が大勢いると言います。

於大もこのお葉のことを気に入りました。

しかし、当の家康が「あの女子は不気味で怖い」と逃げ腰です。

敵側だった武家の娘がわざわざ城の下働きをしているのは、側室になって家康の寝首をかくつもりだ、などと言い出しました。

瀬名:「これはもう決まったことでございますから」

於大:「強い子をたくさん作りなされ」

瀬名と於大に押し切られ、家康はお葉を側室にしました。

10か月後、お葉が女の子を出産しました。

控えめでよく気のつくお葉のことを、家康はいつしか愛おしく思うようになっていました。

寝所に呼ぶことも多く、苦手な煎じ薬もお葉がつくればおかわりまでします。

瀬名の複雑な気持ちにはまるで気づきません。

そんなある日、「好きな相手ができたので側室の務めを終わりにしたい」とお葉が突然切り出します。

これを聞いて家康は激怒します。

しかし、

家康:「…この者か?」

お葉の相手を知ると、すっかり毒気を抜かれてしまいました。

家康:「もうしょうがないから、すべてわしの胸に収めることとした。お葉の好きにさせる。」

家康から事の次第を聞く瀬名は、なぜか妙に嬉しそうです。

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進む戦国時代

この頃、尾張の小牧山城にいた信長は、京の都で将軍・足利義輝(あしかがよしてる)が殺されるという事件を知り、世の中を大きく動かし始めようとしていました。

信長:「誰かが天下を静謐にせねばならぬ!」

一方、甲斐国。

躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)の武田信玄は、越後の上杉謙信との戦に見切りをつけ、新たな獲物に目を向けていました。

武田信玄:「今川氏真の家臣をことごとく調略せい!東海の都とも言うべき駿府…欲しくなったわ!」

その今川氏真は、今川館にて飯尾連龍を誅殺していました。

氏真:「余は裏切り者は決して許さぬ!」

連龍が家康と通じていることを氏真に密告したのは、連龍の妻・お田鶴でした。

戦乱の時代は、次の段階へ進もうとしています。


第11話に続きます。

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