絶対安定多数とは何のこと?絶対安定多数を取るとどうなるの?

国会運営 政治・経済
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自由民主党が選挙で絶対安定多数ちょうどの261議席を獲得しました。

この絶対安定多数とはそもそも何のことでしょう?

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絶対安定多数とは

絶対安定多数とは「全ての常任委員会で委員の過半数を確保し、かつ各委員会で委員長を独占するのに必要な議席数」のことです。

計算は少々複雑なので割愛しますが、衆議院では261議席参議院では152議席が絶対安定多数とされています。

上記の議席数を満たせば政権与党は安定的な国家運営をすることができるとして、選挙が行われる際の獲得議席数の目標の一つとされています。

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そもそも委員会とは

そもそも、国会議員は官職兼ねる者を除き、必ず一つ以上の常任委員会に所属しなければなりません。

そして、日本ではある議案を国会の本会議で議論する前に、まず委員会で議論がなされます

その結果、委員会で本会議で話し合う必要がないと判断された議案は、そこでお蔵入りとなります。

つまり、ある法律を作ろうと思って法律案を提出したとしても、委員会の採決によって否決されれば、国会の本会議で話し合うこともなく、廃案となってしまうということです。

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絶対安定多数を取ると何が起きるのか?

絶対安定多数を取ると、委員会で委員の過半数を占めることができ、また各委員会の委員長を選出するのに必要な人数を満たすことになります。

その結果、同じ政党内で反対する人が現れない限り、各委員会で議案通過の可否は政権与党が一手に握ることとなります。

与党が国会で通したい法案などは、委員会の賛成多数による可決で本会議に提出できるし、野党から通したくない法案が提出されたときは、委員会で否決してしまえばそもそも国会の本会議に議題が上がることもありません。

そして議院での過半数の議席を持っているわけですから、通常の法案などは本会議でも通すことができます。

つまり、絶対安定多数を獲得すると、法案を与党の意志で自由に通したり廃止したりできるようになり、国会運営が安定的になるということです。

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