3回目のワクチン接種は違う種類のほうがいい?モデルナとファイザーの特徴

ワクチン 政治・経済
スポンサーリンク

現在、新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種(ブースター接種)が進められています。

ですが、日本は諸外国と比べて3回目の接種率がまだ低く、政府が想定していたよりワクチン接種が進んでいないようです。

スポンサーリンク

3回ワクチン接種はこれまでと違う種類の方がいい?

厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の資料によれば、新型コロナウイルスのワクチン接種に関して、3回目の接種はこれまでと違う種類のワクチンを打つと、中和抗体量が上がるというデータが出ています。

前出の資料を前提にすると、前2回がファイザーの場合、3回目もファイザーだと中和抗体量の上昇が約20倍なのに対して、3回目をモデルナにすると中和抗体量は約30倍に上昇します。

前回がモデルナの場合は3回目もモデルナだと約10倍、3回目をファイザーにすれば約11.5倍とこちらも多少ですが交差接種の方が上昇量は大きくなります。

この情報を聞くと3回目は今までと違うワクチンを打ったほうが良さそうです。

ですが、実は「中和抗体量の上昇=感染予防の確率アップ」というわけではありません。

実際は一定以上の抗体がつけば、発症・重症化の予防率にあまり差は無いと言われています。

確かに3回目は違う種類のワクチンを打ったほうが効果が高いのですが、3回とも同種のワクチンでもそこまで予防率に差はつかないため、ワクチンの種類にこだわる必要はないと言えそうです。

スポンサーリンク

モデルナとファイザー、ワクチンの違い

3回目のワクチン接種において、モデルナ製とファイザー製で人気に差が出ています。

「モデルナは副反応が強いから、ファイザーを打ちたい」という人が多数いるためです。

この2つの種類のワクチンの違いは、どのようなものなのでしょうか?

モデルナとファイザーのワクチンの大きな違いは、「mRNAの量」とされています。

これは、タンパク質の設計図のようなもので、この1回の投与量がモデルナはファイザーの3倍強となっています。

投与量が多いほど抗体もできやすいため、モデルナ製ワクチンの方が「予防という観点」だけをみると効果が高いのですが、投与量が多いほど副反応が出やすいというデメリットも併せ持っています。

モデルナを敬遠し、ファイザーを希望する人が多いのは、高い感染予防効果より副反応のリスクを抑えたいという人が多いからだと言えそうです。

スポンサーリンク

2回目接種から8ヶ月経過するまで打たなくていい?

2回目の接種から8ヶ月を目処に3回目の接種を行うというのが日本の方針でしたが、この8ヶ月という期間には特に根拠はありません。

ここ最近で、「3回目の接種が2回目の接種から6ヶ月後でもいい」と変更されたのは、もともとが根拠のない数字だったからです。

単純に接種が遅れていること、オミクロン株が感染拡大してきたことで、早めに3回目の接種を済ませたほうがいいと国が考えるようになり、8ヶ月から6ヶ月に期間が変更されました。

自治体は8ヶ月のつもりで準備をしていたため、急遽期間が短縮され、準備が整っていない自治体も多くあります。

3回目の接種の予約がなかなかできないという声はこのような事情によるものです。

スポンサーリンク

飲み薬の開発でワクチンは不要になったのか?

新型コロナウイルスの飲み薬が開発され、新薬の開発も国内で進められています。

ですが、現状では数が足りていません。

現在日本で承認されている飲み薬の「モルヌピラビル」は安定供給される体制がまだ整えられていません。

また、このモルヌピラビルの臨床データはデルタ株に対するデータであるため、現在感染の中心になっているオミクロン株に感染した患者にどのように処方すればいいか医師の方も判断に迷うことがあるそうです。

いずれにせよワクチン接種が不要になるくらいまで飲み薬が出回るのは、まだまだ先になりそうです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました