「鎌倉殿の13人」で、主君である木曽義仲から逃げ延びるように言われた「巴御前」は、戦いの末和田義盛に捕らえられます。
この後、巴御前はどうなったのでしょうか?
和田義盛と巴御前の関係は?
巴御前はなぞの多い人物です。
素手で2人の男の首を同時にもぎ取るなど、人間離れした力をもつ女性と言われています。
にわかには信じられないような話であるため、存在自体を疑う声もあります。
ですが、鎌倉時代は女性も合戦に参加することが認められていたため、パワーの強さは脚色であったとしても、実在自体はしていたのではないかという見方がされています。
しかし、木曽義仲と分かれた後、巴御前の消息は何れにせよ不明です。
巴御前のその後については、いろいろな説がありますが、その中でも大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が進みそうな巴御前のストーリーを紹介します。
鎌倉殿の13人では夫婦に?
「鎌倉殿の13人」では、巴御前が木曽義仲と分かれた後、和田義盛の軍勢に捕らえられました。
その後、義盛は巴御前を「気に入った」と発言しています。
これは、「和田義盛と巴御前の結婚説」を進むための布石となっている可能性があります。
この説では、巴は木曽義仲と分かれた後、いずれかの地に落ち延びます。
その後、源頼朝が巴を鎌倉に呼び寄せ、和田義盛と結婚するというストーリーです。
ドラマでは和田義盛自身が巴を捕らえており、もう違いますが、この説にしたがって結婚するのかもしれません。
そうなれば、巴御前は後に「朝比奈義秀」という男子を産むことになります。
この朝比奈義秀は和田義盛の三男で、この後起こる和田氏VS北条氏の戦いで最も活躍したとされる人物です。
巴と和田義盛が結婚して朝比奈義秀が産まれるというストーリーは、創作であるといわれることが多いものの、今回の大河ドラマで採用されるかもしれません。
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