ロシアがウクライナに侵攻を開始して2週間以上が経過しました。
この間、何度も両者の間で交渉がなされていますが、現在のところ交渉成立には至っていません。
ですが、3月13日になって、ロシア・ウクライナ双方から「交渉に進展があった」との発表がなされています。
ロシアとウクライナが数日以内に停戦合意成立か?
プーチン大統領は3月11日に停戦交渉に「前向きな変化があった」と発言しています。
それだけではなく、アメリカのシャーマン国務副長官も、ロシアがウクライナとの停戦について具体的協議を進めるのに前向きな姿勢を見せていると述べています。
ここ数日で停戦交渉に何らかの進展があったようです。
さらに、ロシア・ウクライナ双方の交渉官が「前向きな進展」について言及をしています。
ロシア・ウクライナ双方とも「前向きな進展」に言及
ウクライナ側の交渉担当のポドリャク大統領顧問は、「我々が譲歩しないことを今やロシアは理解している。ロシアは建設的に話を始めている。」という趣旨の発言を動画で投稿しました。
さらに「数日以内に何らかの成果を出せると考えている」と発言しています。
一方でロシア側の交渉担当のレオニド・スルツキー氏も「交渉で大きな進展があった」とし、「数日内に双方が共通の見解を共有し、文書の署名につながるかもしれない」と発言しています。
これまでの停戦交渉では見られなかった反応がロシア・ウクライナ双方から出ています。
「何らかの成果」「文書の署名」というのは「停戦合意の成立」を意識しての発言だと思われます。
ウクライナの被害が広がる中、ようやく戦争終結への希望が見え始めました。
プーチン大統領とゼレンスキー大統領が調印する文書の作成の話も
ポドリャク大統領顧問が3月16日に投稿した動画によると、「ロシア側は大きく態度を軟化させた」ということです。
ロシア軍は当初の予定より侵攻が難航したため、資源が残り少なくなっているとのことです。
動画内では、「数日以内に停戦に至ると確信している」とかなり合意に関して自信があるような発言もありました。
さらに「ゼレンスキー大統領とプーチン大統領が調印する文書の作成を進めている」とも示しており、交渉はかなり進んでいるものと見られます。
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