ロシア軍がウクライナのクラマトルシクの鉄道駅にミサイルを撃ち込んだとの報道が流れました。
このとき使われたミサイルは「イスカンデル」と見られています。
このミサイルはどういったものなのでしょうか?
イスカンデルとは?
イスカンデルとは、ロシア軍が所持する短距離弾道ミサイルです。
車両に搭載されるタイプの移動式のミサイルです。
比較的命中精度は高く、射程距離も長い高精度な兵器とされています。
命中精度が高いということは、つまり今回爆撃を受けた駅は誤爆ではなく狙われた可能性が高いということです。
イスカンデルの威力と名前の意味
イスカンデルは命中精度も高く、射程距離も長く、敵の防衛を回避する能力にも優れています。
更に移動式で機動性にも優れているため、このミサイルを妨害することは難しいとされています。
弾頭には、クラスター爆弾弾頭、燃料気化爆弾弾頭、地中貫通爆弾など様々な種類の弾頭を付けられるうえに、核弾頭を搭載する能力があるという情報すらあります。
ロシア軍の所持する兵器の中でも協力な兵器だといえます。
このミサイルの「イスカンデル」という名前の由来は、「アレクサンダー大王」から来ています。
アレクサンダー大王をペルシャ語やアラビア語でいうと「イスカンデル」となるようです。
なお、北朝鮮が近年軍事パレードで公開した新型の短距離弾道ミサイルは、このイスカンデルを土台にして作られたと見られています。
ロシアの軍事技術は北朝鮮にも提供されている可能性があります。
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