小型戦術核とはどんな兵器?ロシアは戦術核を使う可能性があるのか?

核兵器 政治・経済
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ロシアがウクライナの原子力発電所に向けた攻撃をしたという情報が流れました。

ロシアにとってはウクライナ侵攻が思ったよりも上手く進んでいないという事情があり、追い詰められたロシア軍が核兵器の使用に打って出るおそれも指摘されています。

専門家などによると、原子爆弾などの巨大な核兵器をいきなり使用してくるのではなく、「小型の戦術核」と呼ばれる兵器を使用してくるのではないかと言われています。

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戦術核とはどんな兵器?

戦術核とは、「戦場で使う通常兵器の延長線で使われる核兵器」のことです。

大砲や短距離弾道ミサイル、ロケット弾、地雷、航空機搭載のミサイル、魚雷などの兵器に核を搭載したものが「戦術核」と呼ばれる兵器です。

アメリカとソ連による核軍縮協定の中では「射距離500km以下のもの」を戦術核兵器と定義しています。

広島・長崎に落とされた原子爆弾は「戦略核兵器」と呼ばれています。

「戦術核兵器」とは別の分類がされていますが、これは運用方法と目的による分類のため、威力の大小とは一致しません。

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戦術核兵器開発の経緯

冷戦期、アメリカとソ連は核兵器を進めました。

お互い相手より優位に立ち、核の使用を抑止するための核開発です。

そうやって増えた核兵器により、もし両者が戦争になればお互いが破滅してしまうという状態に陥ります。

すると今度は核兵器の小型化が両国の間で競うように進められます。

こうして出来た小型の核兵器が戦術核兵器と呼ばれる兵器です。

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ロシアは戦術核兵器を使う可能性があるのか?

ロシア軍はウクライナの必死の抵抗により、思った以上の苦戦を強いられています。

ですが、ウクライナとロシアの2回の協議で話がつかなかったことを考えると、ロシアはこのまま引き下がるつもりはないようです。

目的を達成するまで軍事行動を続ける」という声明すら発表しています。

また、ロシア軍には、先日のザポリージャ原発攻撃にも見られるように、核の危険を顧みない無謀な行動も見受けられます。

非人道兵器と呼び声高い「燃料気化爆弾」を使用したとの報道もなされました。

さらに、プーチン大統領はウクライナ侵攻前から核兵器の使用を示唆しています。

これらのことから、ロシア軍は小型の戦術核兵器を今回の戦争に用いる可能性があるのではないかと懸念されています。

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