2011年に結成し、2012年2月22日「ぐるぐるカーテン」でデビューした乃木坂46。
2023年で11周年を迎え、齋藤飛鳥さんの卒コンを持ってついに1,2期が1人もいない状況となりました。
そんな乃木坂46ですが、原則として選抜とアンダー制度を設けています。
この選抜、アンダーとは何なのか今一度みてみましょう。
乃木坂46の選抜メンバーとは?
まずは、選抜メンバーについて。
選抜とは、シングルの表題を歌唱するメンバーとして選ばれたメンバーを指します。
こちらは毎シングル毎に選定されており、今回選抜入りしたメンバーが次回も入るとは限りません。
例えば白石麻衣さんや齋藤飛鳥さんなど、センター経験もある超人気メンバーだと選抜から外れることはありませんが、3列目あたりのメンバーだと選抜から落ちてしまうメンバーも中にはいます。
とてもシビアな世界ですが、選抜制度を設けることでメンバーの向上心が上がるのも事実ですし、ファンは自分の推しメンが選抜に入れるように一生懸命応援します。
乃木坂46はメンバー同士が仲良しであることでも有名ですが、それでも選抜制度は必要でしょう。
選抜制度があることでメンバーを戦友としてみることもできるでしょうし、選抜制度があるからこそグループの成長につながるのではないかと個人的には思っています。
アンダーメンバーとは何?
次に、アンダーメンバーについて。
こちらは前述した選抜とは逆に、シングルの選抜メンバーとして選ばれなかったメンバーが対象です。
原則としては、そのシングルの選抜メンバーに選ばれなかった全メンバーが対象となります。
しかし例外もあり、加入したばかりの期などはアンダーとして活動しないこともあります。
例えば2022年2月に加入した5期生は、2023年3月に発売された32枚目シングルで初めてアンダーに合流しました。
乃木坂は入ったばかりの期だけで活動することが多いので、このようなスタンスを取っているのでしょう。
実際、期ごとの絆もあるのでこのやり方は成功していると思われます。
また、アンダーは全体ライブの他に「アンダーライブ」を毎シングル開催していることも特徴です。
こちらはそのシングルのアンダーメンバーのみで行うため、選抜メンバーは一切出演しません。
そのシングルのセンターを務めたメンバーが座長としてメンバーをまとめていきます。
いわゆるキャプテン的な存在ですね。
アンダーライブですので基本的にはアンダーの楽曲を中心に披露。
清楚で落ち着いた表題曲が多いのに対し、アンダー曲は激しくかっこいい系も曲が多いのもまた特徴です。
そして、アンダー特有の熱さもあり、それがファンの間でとても評判です。
アンダーライブはその時によって会場のキャパや開催日数などが異なりますが、アンダーライブでも場所によっては落選が出ることも。
乃木坂46の選抜の最大人数は?
選抜人数は、1枚目「ぐるぐるカーテン」から6枚目「ガールズルール」までは16人固定でした。
7枚目「バレッタ」でグループとしては初めて選抜人数に変動があり、17人が選抜に選ばれています。
「バレッタ」は2期生の堀未央奈さんがセンターに抜擢されており、2期生が加入したタイミングで選抜人数を見直したのでしょう。
その後、選抜人数は変動するようになり、23枚目「Sing Out!」では22人が選抜に抜擢。
32枚目までではこれが最多人数となっています。
シングル毎に選抜メンバーが変わりますが、人数もその時によって変わる乃木坂の選抜。
シングルによって形も変わるからこそ、色んなメンバーにチャンスがあっていいですね。
乃木坂46の選抜メンバーの基準は?
選抜メンバーの基準は、一言で言うと人気です。
具体的には、握手会やオンラインミート&グリートの完売数などを主な基準に選ばれています。
ただ、今の乃木坂は多くのメンバーが完売している状況。
そのため、完売速度も重視されています。
賀喜遥香さんら人気メンバーだと大体2次あたりで完売するのですが、2次までに完売するメンバーはセンター候補で、少なくともフロントに選ばれています。
逆に完売しないメンバーは選抜メンバーに選ばれず、アンダーになる可能性が高いというのが現状ですね。
人気で運命が決まると言っても過言ではない…というととても残酷な感じがしてしまいますが、大所帯のアイドルグループの場合人気順は避けて通れません。
もちろん人気がすべてではありませんが、選抜に選ばれるために人気は必須というのが現実ではないでしょうか。
まとめ
以上、今回は乃木坂46の選抜、アンダーについてまとめました。
人気は加入直後に決まってしまうことも多いですが、活動の途中から飛躍するメンバーもいます。
乃木坂は3期生以降のみとなりとても大事な時期ですので、アンダーメンバーにも大いに頑張ってほしいところですね!