アメリカの研究者によると、ロシア軍はウクライナに精鋭や最新兵器を投入していないとのことです。
ロシア軍は本気で戦っていない?
ロシア軍がウクライナに侵攻を始めて1週間以上が過ぎました。
当初数日でウクライナの首都キエフは陥落して、すぐにロシアの勝ちで決着はつくと見られていました。
ですが、蓋を開けてみればウクライナ軍が思いの外奮闘し、ロシア軍を押し返しています。
このウクライナの姿勢に世界の多くが感銘を受け、ウクライナ支援の動きが高まっています。
このウクライナ侵攻を行ったロシア軍はほとんどが徴兵された若い兵士たちばかりであり、多くは戦闘経験がないと言われています。
補給の問題も露呈し、数でも兵器の質でも劣るウクライナ軍を相手に攻めあぐねているといった状況です。
ですが、アメリカの研究者によると、ロシアにはまだ投入していない精鋭部隊や最新兵器が多くあるとのことで、仮にこれがウクライナに投入された場合、ウクライナは窮地に立たされるとのことです。
精鋭部隊第1警備隊戦車軍の投入の可能性も
前述の研究者によると、ロシア軍には「第1警備隊戦車軍」という最精鋭の陸上軍が控えているとのことです。
第1警備隊戦車軍は今の所モスクワ周辺の基地に留まっている模様で、前線に出てくる気配は無いとのことです。
ですが、それはこの先も投入されるおそれがないというわけではありません。
ウクライナとロシアの停戦交渉の後の態度を見る限り、ロシアはあくまでもウクライナを制圧するまで軍事行動を止めるつもりはないように見受けられます。
現在ロシアが投入している軍隊はウクライナ周辺に集まっていた軍隊の9割ほどといわれていますので、もし戦争を継続するつもりならば、新たな部隊の招集をかけ、ウクライナに派遣していくはずです。
その部隊に「第1警備隊戦車軍」などの精鋭部隊が選ばれる可能性は十分あります。
特に、一気にケリをつけようとプーチン大統領が判断した場合は投入される可能性が高いです。
今のところ、ロシア軍がウクライナを本気で攻めていないのであれば、それはそれで意図がわかりませんが、今後、本気になって攻めかかってくるおそれは十分にあります。
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