セベロドネツクの地図と戦況ウクライナ東部で軍事作戦の焦点となっている都市

ウクライナ支援 政治・経済
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ロシアとウクライナの戦争で、東部のルガンスク州に位置する「セベロドネツク」という都市が戦闘の焦点となっています。

この「セベロドネツク」と、隣接する「リシチャンシク」という都市が、ルガンスク州でウクライナの持つ最後の拠点となっています。

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セベロドネツクの地図

セベロドネツクの位置は次の地図のとおりです。

ルハンスク州の西部、ドネツク州の北部に位置し、北西に向かえばハルキウ州に通じます。

2014年に始まったウクライナの紛争で、ルハンスク州はほぼ親ロシア派に実効支配されたため、州の行政庁をこのセベロドネツクに移していました。

以降、セベロドネツクはルハンスク州におけるウクライナ政府行政の中心地です。

その中心地をウクライナとロシアが奪い合っている状況ですので、もしロシアがここを制圧すれば、「ロシアがルハンスク州を手に入れた」と言えます。

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セベロドネツクの戦いの状況

セベロドネツクへの攻撃は、侵攻が始まってすぐの2月28日にすでに開始されていました。

その後も継続的に砲撃は続き、4月下旬になるとロシア軍はドンバス地域を完全掌握しようと本腰を入れてウクライナ東南部への攻撃を開始します。

5月6日頃には、セベロドネツク周辺の村がロシア軍に占領され、セベロドネツクは包囲されたと言われています。

ロシア軍はそのままセベロドネツクをも制圧しようと攻撃を強めますが、ウクライナ軍が激しく抵抗。

橋を破壊するなどしてロシア軍の大隊一つをほぼ壊滅に追い込む程の戦果をあげます。

しかし、その後もロシア軍の包囲は続き、市内の電気と水の供給がストップしてしまいます。

ロシア軍はじわじわと制圧地域を広げ、セベロドネツクの街の一部を占領しますが、ウクライナ軍も奪われた直後に奪還したり、現在は一進一退といった戦闘が繰り広げられています。

6月3日時点でのルガンスク州知事の発表では、「セベロドネツクの70%がロシアに制圧されていたが、その後そのうち20%をウクライナ軍が取り返した」とのことです。

この発表が真実ならば、セベロドネツクは現在、ウクライナとロシアが半分ずつ支配しているということになります。

セベロドネツクをロシアが制圧すれば、ルガンスク州はロシアが手に入れたも同然です。

ということは、このセベロドネツクでの戦いの結果が、ルガンスク州での戦果、ひいてはウクライナ東部での戦争の結果に大きく影響を及ぼす可能性があります。

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