ロシアの軍事侵攻が続くウクライナへ、アメリカが新兵器「不死鳥の亡霊(フェニックスゴースト)」を提供したとされています。
アメリカ国防総省のカービー報道官がこのことを発表しました。
この不死鳥の亡霊(フェニックスゴースト)とはどんな兵器でしょう?
不死鳥の亡霊(フェニックスゴースト)とは?
不死鳥の亡霊(フェニックスゴースト)とは、新型の自爆型ドローンとされています。
アメリカがこれまでに提供してきた「スイッチブレード」という自爆型ドローンより高性能らしいという情報が入っています。
スイッチブレードは、今回のロシアのウクライナ侵攻でウクライナ軍が使用しており、多くの戦果を上げていると言われている兵器です。
「カミカゼ・ドローン」とも呼ばれ、敵に体当たりして自爆することで攻撃を行います。
フェニックスゴーストはこのスイッチブレードとよく似た機能の自爆型ドローンだとされ、飛行時間などいくつかの面でスイッチブレードより優れているようです。
不死鳥の亡霊(フェニックスゴースト)の性能は?
フェニックスゴーストは新兵器であり、未だ公開されていません。
そのため、詳細な性能は不明ですが、現在判明している範囲でお伝えします。
- 飛行可能時間は6時間以上(スイッチブレードは15分~40分)
- 夜間運用が可能(赤外線センサー搭載)
- 中規模の装甲車に対して有効な攻撃が可能
- 垂直離陸が可能(助走不要)
スイッチブレードと同じように持ち運んで使用でき、飛行時間・攻撃力はスイッチブレードより高い兵器のようです。
カービー報道官によると、このフェニックスゴーストは監視用にも使えるとのことですが、主な目的は体当たりによる自爆攻撃だそうです。
現在判明しているように、6時間以上も飛行可能であれば、かなり遠方へ攻撃を行うことができます。
戦闘機の戦力に乏しいウクライナにとっては、このフェニックスゴーストが貴重な戦力となるかもしれません。
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