オシント(OSINT)とは何のこと?ウクライナでロシア軍の調査

調査 政治・経済
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ロシア軍が撤退したウクライナの首都キーウ(キエフ)周辺で、多数の遺体が発見されたことが報道されました。

ロシア軍の虐殺があったとして国際社会は非難していますが、当のロシアはこれらのニュースをフェイクだとしています。

このロシアの主張を「オシント」と言われる手法を用いた専門家などが反証をあげています。

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オシント(OSINT)とは何のこと?

オシント(OSINT)とは、「合法的に手に入れられる資料を使って調べたり突き合わせたりする手法」のことです。

オープン・ソース・インテリジェンス(open-source intelligence)の略です。

政府などの公式発表、マスメディアによる報道(テレビ、新聞、雑誌、インターネットニュース、書籍など)といった「合法的に入手した資料」を使用する調査方法です。

つまり、一般の人が得ることができるような公開情報を細かく調べて分析するような方法です。

スパイ活動や尋問などで情報を得る「ヒューミント(HUMINT)」、盗聴・傍受などで情報を得る「シギント(SIGINT)」など、非合法な情報源も取り扱う手法と区別するために使われる言葉です。

なお、日本の「公安調査庁」や「内閣情報調査室」はオシントによる調査を行っています。

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オシントのメリットは?

オシントは、公開された合法的な資料に基づいて調査をするので、出た結論に客観性があります。

そのため、この手法で得られた証拠にはある程度の信頼性が生じます。

ウクライナ、ロシア双方の主張が矛盾するような今回のケースなどでは有効な手法だと言えそうです。

また、公開情報を用いて矛盾を指摘すれば、反論はしにくくなります。

衛星写真などを使って今回の事件の分析を行ったオシントの専門家やアメリカメディアによると、「ロシア側の主張には矛盾点がある」とのことです。

その矛盾点を指摘された時、ロシアがそれに対してどのような反論をするかはわかりませんが、もしその反論が「苦し紛れ」であれば、ウクライナ側が行った発表の信頼性が高まることになります。

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