最近、テレビで見かけることが多くなった村雨辰剛(むらさめたつまさ)さん。
初めて目にしたときは、名前と見た目のギャップが凄かったのではないでしょうか?
この記事では、村雨さんの本名や出身地、家族についてまとめています。
村雨辰剛の本名は?
「村雨辰剛(むらさめたつまさ)」が本名です。
村雨辰剛さんは日本に帰化されています。
ですので、彼は日本人。
村雨辰剛が本名です。
外国人が帰化申請をする際、「帰化後の氏名」を決める必要があります。
このとき決めた氏名が日本人としての本名となります。
そして、このとき届け出る名前は、「自分で考えた名前」でも「もともとの本名(カタカナ)」でも良いことになっています。
村雨さんはこのとき「村雨辰剛」という氏名で帰化申請を出され、その申請が許可されたようです。
ちなみに、一度その氏名で帰化申請の許可が降りた場合、再度名前を変えるには日本人と同じ手続きを取って変えなければいけません。
つまり、家庭裁判所の許可が必要となります。
なお、村雨辰剛さんが帰化する前の本名は、「ヤコブ・セバスチャン・ビョーク」です。
村雨辰剛の名前の由来は?
村雨さんはもともと語学教師として来日されましたが、その後、日本文化に携わる仕事がしたいと思い、庭師に弟子入りします。
生涯を日本で過ごしたいと考え、帰化できるなら日本名が欲しいと思っていたそうです。
けれど、自分で自分の名前をつけることには抵抗がありました。
そこで、庭師の親方に名前をつけてもらおうとします。
しかし、親方は「責任が重すぎる」と拒否。
仕方なく自分で考えることにした村雨さんは、まず親方のお父さんの名前である「村雨」を拝借。
そして辰年生まれということで「辰」の字を入れ、最後に親方の名前の一文字「剛」を勝手に取って「村雨辰剛」と名乗ることに決めました。
名付けは断わられたものの、ほぼ、親方由来の名前です。
村雨辰剛の出身地はどこ?
村雨辰剛の出身地はスウェーデンのマルメという都市近くの田舎町だそうです。
中学の世界史の授業で日本に興味を持ち、日本語や日本文化について勉強するようになったとのこと。
日本はどの国の文化からもかけ離れていて、日本にあるものはどこを探しても見当たらないという印象を抱いたそうです。
その後、日本語学習のためにしていたチャットで知り合った日本人に招かれて16歳のときに日本にホームステイ。
日本の魅力を再確認し、高校卒業後に英語とスウェーデン語の講師として名古屋に移住されたそうです。
村雨辰剛の結婚相手は?
村雨辰剛さんは結婚歴があります。
お相手は不明ですが、「東日本大震災が起きた2011年に当時の妻と一緒に一時スウェーデンに帰国した」という趣旨の発言をインタビューでされていました。
その方とは庭師の修行時代にご離婚されたそうです。
その後、他の方と結婚したという情報もなく、現在は独身のようです。
村雨辰剛の家族構成
村雨辰剛さんは、以前別れた妻との間に娘さんが1人いらっしゃるそうです。
「娘が庭師に興味を持ったら教えてあげたい」
というようなことをインタビューで話されています。
ただ、娘さんと一緒に暮らしているような様子は見て取れませんので、おそらく別れた奥さんと娘さんが一緒に暮らしているのではないでしょうか?
なお、村雨さんは現在、猫の「芽吹き(めぶき)」ちゃんと暮らしているご様子。
芽吹きちゃんは、踏切近くで鳴いているところを村雨さんが保護したそうです。
まとめ
スウェーデンで生まれながら、日本の独特の文化に興味を持ち、庭師に弟子入りし、日本に帰化までした村雨辰剛さん。
今でもスウェーデンに1週間も帰ると、味噌汁が飲みたくてたまらなくなるそうです。
ずっと日本の中で過ごしていると気づかない日本の良さを、彼はきっと知っています。
現在は庭師としてだけではなく、タレントや俳優として活躍することも増えてきました。
彼のこれからの活躍を期待しましょう。