モルドバとはどんな国?NATO加盟は?次にロシアが狙っているの?

モルドバ 政治・経済
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2022年4月25日、ウクライナと国境を接する「モルドバ」という国の「トランスニストリア地域(沿ドニエストル共和国)」で爆発が起きました。

モルドバの治安当局によると、何者かがグレネードランチャーを使って建物を攻撃したそうです。

ウクライナに侵攻したロシアがモルドバにも勢力を広げようとしているという話もあり、緊張が高まっています。

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モルドバとはどんな国?

モルドバは、正式名称を「モルドバ共和国」といいます。

ウクライナの西側に位置する国で、面積は九州と同じくらい、人口400万人ほどの小さな国です。

旧ソ連の構成国から独立した国で、ヨーロッパで2番目に貧しい国とされています。(一番はアルバニアといわれています。)

日本とも国交があり、お互いに大使館を開設しています。

隣国であるルーマニアと近しい関係にあり、ルーマニアと統合しようとする動きもありますが、東部の「トランスニストリア地域(沿ドニエストル共和国)」は独立を主張し、ロシアよりの姿勢を取っています。

このあたりの事情は「ウクライナとドネツク人民共和国・ルガンスク人民共和国」に似た関係性だといえます。

軍事に関しては、兵力が約4000人とかなり小規模で、軍事同盟も隣国ルーマニアと結んでいるだけだとされています。

徴兵制ですので、兵の数を増やすことはできるものの、モルドバの総人口が400万人ほどですので、それほど多くの兵を徴兵することはできません。

もしロシア軍がウクライナの次にモルドバに侵攻をしたとしても、モルドバ一国でロシアと応戦するのは不可能だと思われます。

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NATOに加盟している?

モルドバはNATO非加盟国です。

NATOと信頼を結ぶための協定である「平和のためのパートナーシップ」には加盟していますが、この協定にはロシアも加盟しています。

2017年時点の情報ですが、NATOに正式加盟する意思はないようです。

ということは、万が一ウクライナに攻め込んだロシア軍がモルドバに侵攻したとしても、NATOはウクライナのときと同じく軍の派遣を行わない可能性が高いということです。

なお、ロシア軍のウクライナ侵攻を受け、2022年3月にジョージアとともにEUへ加盟申請を行っています。

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モルドバの位置

モルドバの位置はこちらです。

ご覧のとおり、ウクライナの西南方向に位置します。

先日ロシア軍の攻撃を受けたとされる「オデーサ」から西に約65kmほどの距離に位置しています。

ロシア軍がウクライナで攻撃を行う標的の延長線上にあるともいえます。

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沿ドニエストル共和国とは?

モルドバの東部には「沿ドニエストル共和国」と呼ばれる地域があります。

モルドバ東部の「ドニエストル川」とウクライナの間に位置しており、国際的にはほぼ独立国家として承認されていません。

モルドバ側の認識も「自治権を持つ自国領土」というものです。

この地域に住む人々は約48万人ほどです。

沿ドニエストル共和国の人々のうち約半数はロシア国籍を持っていると言われています。

そういった事情もあり、親ロシアの地域で、過去にロシアへの編入を求める住民投票が行われた際は圧倒的多数で賛成されました。

(ただし、このときの住民投票には脅し、改ざんなどの不正があったとされています。)

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モルドバはウクライナの次にロシアが狙っているの?

モルドバ東部の「トランスニストリア地域(沿ドニエストル共和国)」にはロシア軍が駐留しています。

その数は1500~2000人ほどと言われています。

少ない数ですが、モルドバ軍の4000人という兵力を考えると、警戒しておかなければなりません。

というのもロシアはこの地域にも軍事介入することを示唆しているからです。

モルドバは、現在ウクライナに攻め込んでいるロシア軍が攻撃対象としている地域の延長線上に位置します。

仮にロシア軍がウクライナの「オデーサ」まで制圧したとすると、そのすぐ隣にあるトランスニストリア地域(沿ドニエストル共和国)の掌握にとりかかる可能性は高いものと思われます。

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