宮崎商業高校が甲子園大会を辞退
8月17日、第103回全国高校野球選手権大会の大会本部は、宮崎商業高校の出場辞退を明らかにしました。
宮崎商からは16日に選手など5名の新型コロナウイルスの陽性反応が判明しており、保健所の判断を待っていました。
19日に智弁和歌山との対戦を控えるなか、無念の出場辞退となった形です。
大会規定によりますと、個別の感染だと判断された場合はチームの出場が認められ、集団感染と判断された場合は出場ができなくなります。
今回の場合、5名の感染ということで集団感染にあたると判断されたのでしょう。
東北学院はどうなる?
14日に東北学院(宮城)の選手1人が検査で陽性判定が出ています。
東北学院は1回戦の愛工大名電戦に勝利し、次は松商学園と対戦予定です。
今の所、陽性反応が出ているのは1人だけということで、個別の事案だと判断される可能性もありますが、今後感染拡大が広がるようなことがあればどうなるかわかりません。
大会出場校で辞退したのは宮崎商が初めてです。
宮崎商業の感染対策はガイドラインに沿って厳格に行われていたにも関わらず、集団感染のような形になって、出場辞退にまで追い込まれてしまいました。
どうしようもないことかもしれませんが、「大会は続くけど感染によってリタイアせざるを得ない」という状況が選手にとって一番悔しい結果だと思うので、なんとかこれ以上感染が広がらないことを祈るばかりです。
※8月18日追記
東北学院は個別事案と判断されたものの、「次の試合に出場することによって感染した選手が特定され、将来に影響を及ぼす可能性がある」との理由から出場辞退を決めました。
これで甲子園の出場辞退は2校目です。
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