公明党の党首
公明党の党首は山口那津男氏です。
茨城県ひたちなか市出身の元弁護士で、1990年に衆議院議員に初当選します。
1996年の総選挙で落選し、2001年には参議院選挙に出馬して当選。
現在も参議院議員です。
2009年で民主党が政権をとって自民党・公明党が下野したタイミングで党首となりました。
公明党の基礎知識
公明党は仏教系の宗教法人である創価学会を基盤にした政党です。
第二次世界大戦後、創価学会が政界進出を目指し、次々と国会の議席を獲得し始めます。
その後、国政進出が進み、1961年に公明政治連盟という政治団体を結成します。
1964年に創価学会からこの公明政治連盟が切り離される形で、現在の公明党が成立しました。
分党して一部が新進党に合流したり、その新進党が分裂してできた新党平和や黎明クラブが合流してきたりと様々な変遷をたどっていますが、1964年に発足して以来、現在でも公明党としてずっと存続しています。
日本国憲法では政教分離の原則が取られているため、宗教法人である創価学会が国政に関与することについてしばしば疑問視されてきました。
そこで、1970年頃に創価学会と公明党との間の改革が宣言されています。
具体的には、公明党の自立性を高め、創価学会幹部の議員兼職を廃止し、創価学会は支持団体としての立場を徹底するというものでした。
この政教分離の問題はその後も議論がされています。
公明党はしばらく野党でしたが、1999年の小渕内閣の時に、自民党との連立政権が成立し、政権与党となっています。
なお、民主党が下野した2012年から現在まで自民党と公明党の連立政権は続いています。
公明党の政策
公明党の主な政策は次のとおりです。
- 現行憲法の条文は改正せず、新たな条文を付け加える「加憲」を実現
- 日韓関係の発展を目指す
- 日中関係を重視
- 福祉の充実(※公明党は「福祉の党」とも呼ばれる)
- 男女共同参画社会の推進
- 女系天皇の即位を容認
- 外国人参政権付与に賛成
- 特別会計の廃止
- 高齢者の移動の不便解消のため乗り合いタクシーや公共交通機関への支援拡充
- 原発ゼロ
- 未来応援給付(0歳から高校3年生まで1人あたり10万円を給付)
主なものをあげるとこういった感じです。
以上、公明党の簡単なまとめでした。
衆議院総選挙の参考にお使い下さい。
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