期日前投票のやり方と期間、不在者投票との違い【2021衆院選】

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2021年の衆議院選挙が10月31日に投開票を迎えます。

期日前投票はすでに始まっていますので、その方法のご確認のため、この記事をご参考下さい。

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期日前投票のやり方と投票できる期間

期日前投票は、選挙の当日投票に行けない人が事前に投票をする制度です。

期日前投票ができる期間になると、各市区町村に期日前投票所というものが設けられます。

最近では、駅や大学・高校などの学校、スーパーマーケットや百貨店、バスなどで移動する移動式の期日前投票所が設置される自治体もあります。

まずはご自身が投票を行う市区町村の期日前投票所の場所を調べて、そこへ行って下さい。

期日前投票所では身分証明を行います。

選挙の際に使う「投票所入場券」がお手元にある場合はそれで身分証明を行いますが、まだ配布されていないなど手元にない場合は、運転免許証や保険証などで本人確認を行い、確認ができれば投票可能です。

身分証明が終わると、選挙期日に投票できない見込みであることを書面で宣誓します。

といってもこれは大げさなものではなく、理由を簡潔に書けばオッケーです。レジャーなどの理由でも構いません。

その後は通常の選挙と同じように、投票を行って終了です。

期日前投票の期間は、公示または告示の翌日から投開票の前日までです。

2021年の衆議院総選挙の場合だと10月20日~10月30日の間です。

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不在者投票とは?

不在者投票とは、期日前投票の昔の言い方です。

有権者の意識の変化によって呼び方が変わりました。

一昔前までは、選挙日に投票へいくのが当たり前とされていました。

選挙当日に不在となる場合に例外的に事前に投票するという意味合いがあり、当日不在になる理由を明らかにする必要がありました。

しかし、今や遊びに行くから投票に行かないということが当たり前になっています。

これでは投票率が下がる一方なので、「理由は聞かないから期日前でも投票していいよ」というふうに変化したのが期日前投票です。

ただし、不在者投票の独自の制度も残っていて、「住民登録があるのは地元だけど、仕事の都合などで別の場所に滞在している」といった様な場合、あらかじめ届け出を行っていれば、今自分が滞在しているところで投票ができます。

今ではこの制度を指して「不在者投票」と呼ぶようになりました。

不在者投票のやり方ですが、まずは住民登録をしている市区町村の選挙管理委員会不在者投票を請求する書類を送ります。

これは各選挙管理委員会のホームページからダウンロードするか、選挙管理委員会に問い合わせて郵送をしてもらって用紙を手に入れて下さい。

書類を送ると投票用紙等が入った封筒が送られてきます。

あとはそれを持って滞在先の投票所に行って投票するだけです。

ただし、郵送の時間がかかるため、余裕を持って手続きして下さい。

間に合わなかったら棄権扱いとされてしまいます。

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