一票の格差とはわかりやすく何が問題なのかを解説

比例代表制 政治・経済
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選挙が話題になると耳にする「一票の格差」という言葉があります。

何度聞いても時間が経つと何のことだか分からなくなりませんか?

一票の格差の何が問題なのか簡単に確認しましょう。

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一票の格差とは

一票の格差とは、議員一人あたりの有権者数の格差のことです。

例えば、100人で1人の議員を選ぶ選挙区Aと、200人で1人を選ぶ選挙区Bがあるとします。

これを言い換えると、国会に議員を1人送り込むために、Aでは100票、Bなら200票が必要ということです。

ということは、単純に考えてAにいる人の1票はBにいる人の2倍の価値があるということになります。

つまり、Aにいる人は相対的に1人2票を持っているということになってしまいます。

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何が問題なの?

これまで衆議院選挙では2倍~2.5倍、参議院選挙では6倍を超えることもありました。

本来、同じ国民なのにそれぞれの一票に価値の差がある事自体が問題といえます。

先程の例でいうと、投票率と無効票の率が同じ場合、Bで立候補した人がAで当選した人よりも多くの票を得ながら落選するという事態が起こりえます。

ただ、人口や有権者は常に流動するため完全に一票の価値を平等にするのは無理があります。

それでも有効な手をうっていないとして、近年、最高裁判所により違憲状態との判決が多く出ています。

衆議院の小選挙区でいうと、都会よりも地方の方が1票の価値が高いので、地方で出馬すると有利であるとも言われています。

ただし、比例代表の名簿に東京などの都会の選挙区から出馬する候補者を高い順位で載せる政党がほとんどなので、都会で負けても復活当選を果たすという例が多く見られます。

小選挙区比例代表並立制を取り入れることによって、結果的に一票の格差が少なくなっているという側面もあるようです。

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