ノルドストリーム2の事業会社の破産は誰にどんな影響を及ぼすのか?

ガス 政治・経済
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ロシアからドイツに天然ガスを運ぶパイプラインである「ノルドストリーム2」の事業会社である「ノルドストリーム2AG」という会社が破産を検討しているようです。

仮にこの会社が破産した場合、どの国にどのような影響が出るのでしょうか?

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ノルドストリーム2事業会社破産の影響 ロシア

ノルドストリーム2AGはロシア国営のガス会社の子会社です。

ノルドストリーム2を建設するための費用の半分ほどは、ロシアの国営ガス会社が出資しています。

このパイプラインは、ロシア産の天然ガスをドイツに運ぶために建設されており、すべてが完成したのは2021年9月のことです。

そしてそのまま今回の事態を迎え、ドイツが制裁として承認手続きを停止したため、未だこのパイプラインは使用されていません。

その状態で、運営会社が経営破綻寸前です。

天然ガスをヨーロッパ各国に輸出できないとなると、ロシアは費用の回収も出来ず、更に見込んでいた利益が得られないため、多額の金銭的な損失を蒙ります。

天然ガスの輸出入がいつまで停止されるのか見通しが立たないため、ロシアにとっては精神的な圧力もかかっているでしょう。

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ノルドストリーム2事業会社破産の影響 ヨーロッパ

事業会社が破産しただけではヨーロッパにとってはそこまで大きな損害はありません。

(建設のため出資を行った組織には損害がありますが…)

しかし、ノルドストリーム2が使えない、すなわちロシアからの天然ガスの輸入ができないとなると話は大きく変わります。

ヨーロッパは現在、天然ガスの約3分の1をロシアからの輸入に頼っています。

その供給が止まるということなので、ガス代は間違いなく高騰します。

代わりのエネルギーを確保しない限り、これまでと同じ生活を送るのは困難となります。

ただし、このガスの供給が止まるのは、運営会社の破産ではなく、むしろロシア側からの制裁への報復によってなされる可能性が高いです。

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