ドクターXでは「御意」という言葉が使われていた
御意とは目上の人の意見に対して同意を示す言葉です。
「ごもっとも」「そのとおり」といった意味です。
大河ドラマなんかでは、家来がお殿様に対してよく使っています。
ドラマ「ドクターX」のこれまでのシリーズのなかで、立場が上の医師に命令された部下が服従アピールするためによく「御意」という言葉を使っていました。
米倉涼子さん演じる主役の大門未知子が、必要のない仕事を「いたしません」といって断ることが多いため、その対比として絶対服従のキャラクターを配置したようです。
第2シーズンでは、海老名敬(遠藤憲一さん)、亀山久(猪野学さん)、鶴田匠(野間口徹さん)が御意三兄弟と呼ばれています。
2021年シーズン7にも新たな「御意軍団」が登場
ドクターXの高視聴率の影響か、この「御意」という言葉を実際の仕事の場面で使う人もでてきて、数年前にところによってはプチ流行しました。
テレビ朝日で「御意饅頭」という商品を販売したところバカ売れしたとの逸話が残っています。
いつの間にかドクターXに出てくる「上司に忠実な部下の人たち」はまとめて「御意軍団」と呼ばれるようになりました。
というか、ドクターXに出てくる部下はだいたい「御意」と返事をします。
大河ドラマでも見られないほどの大人数が忠実な子分と化しています。
それがドクターXの面白さの1つでもありますが…
2021年に始まる新たなシリーズでも「新たな御意軍団」としてキャストが発表されています。
要潤さん、小藪千豊さん、杉田かおるさんが新たな御意軍団として加わるとの発表がありました。
今シリーズのボス的存在は野村萬斎さん演じる「蜂須賀隆太郎」という院長代理の内科医で、上記のお三方はその部下のポジションです。
第7シーズンの話は100年に一度のパンデミックが起きた世界を舞台にしています。
新型コロナウイルスが流行った世界という、現実とリンクした設定の中で新たな御意軍団の活躍が期待されます。
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