ブチャの事件をウクライナのフェイクというロシアの主張のおかしな点

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ウクライナに侵攻したロシア軍が撤退した首都キーウ周辺の都市で、多数の民間人の遺体が発見されたとう報道がなされました。

ウクライナ政府はこれをジェノサイド(大量虐殺)だとし、世界各国がロシアを非難しています。

当のロシアは、「ウクライナの自作自演」であるとし、ロシア軍の関与を否定しています。

この件に関するロシアの主張におかしな点がありましたので、以下に記載します。

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ブチャの事件でのロシアの主張のおかしな点

ロシアの主張:死後硬直がない

ロシアは、「遺体が死後硬直していない」ことをウクライナの自作自演の根拠の一つとしています。

死後硬直は、人が亡くなって約半日ほど経つと全身が硬直する現象です。

つまり、ロシアは「ブチャの遺体は亡くなってすぐのものだから、ウクライナ側の犯行で亡くなった」と主張したいのだと思われます。

死後硬直の主張についての不審点

まず、そもそも映像を見ただけで死後硬直があるかどうかを判断するのは不可能です。

例えば、テレビに映っている物が「固いのか柔らかいのか」ということは、テレビをいくら見てもわかりません。

現場で調べたわけでもない人が、「死後硬直がない」という主張をすること自体が不自然です。

次に、死後硬直は気温にもよりますが、2日~4日ほどで解けます。

ロシア軍が撤退したのが3月30日、映像は4月3日から4月4日のものとされていますので、死後硬直が既に解けていても不思議ではありません。

つまり、ロシア軍による虐殺行為があったとしても、そこで亡くなった人は撮影時点で死後硬直が解けている可能性が高いので、「死後硬直がないから我々の仕業ではない」という主張は成り立ちません。

ロシアの主張:ロシアが撤退するまでは遺体はなかった

ロシア軍が撤退する3月30日までブチャに遺体はなかったという主張です。

つまり、ロシア軍が撤退した後、ウクライナが遺体をブチャに置いてフェイクニュースを作ったというような主張です。

撤退まで遺体はなかったという主張の矛盾点

この主張の矛盾点に関しては、アメリカの新聞社、「ニューヨーク・タイムズ」が証拠を突きつけています。

ブチャで発見された遺体の多くは道路に放置されていたため、衛星写真を分析して検証をしました。

その結果、ロシア軍が撤退した3月30日より前の日付である3月19日の衛星写真に、ブチャの道路に複数の遺体が確認されました。

ロシアが「この衛星写真自体がフェイクだ」と反論する可能性はありますが、ロシア側の主張が矛盾している証拠はすでに示されています。

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