恵方巻きはいつから始まったのか?全国展開はつい最近の出来事

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最近ではすっかり定着した「節分の日に恵方巻きを食べる」という文化ですが、少し前まではこれほど大々的にやっていなかったように感じます。

この恵方巻きというのはいつから始まって、いつから流行ったものなのでしょうか?

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恵方巻きという習慣はいつから始まったのか?

まず「恵方巻き」の起源には定説が存在せず、諸説入り乱れている風習で、いつ始まったのかすら不明です。

ただ「巻きずし」という料理自体が登場した一番古い文献は1749年ごろ(江戸時代中期)のものだとされていますので、江戸時代中期以降に始まった風習だと推察されます。

起源については次のような説があります。

  • 「舟場の色街で女性が階段の中断に立って、丸かじりしながら願い事をしたらかなった」という話が広まったという説
  • 江戸時代中期に漬物をまるごと入れた巻きずしを切らずにそのまま恵方を向いて食べ、縁起を担いだことから始まったとする説
  • ある戦国大名が出陣前に巻きずしを丸かぶりして食べ、その後戦に勝利したことから縁起を担いで広まったとする説
  • 遊女に巻きずしをまるごと食べさせて、お大尽遊びをしたことから始まったとする説
  • 幕末から明治時代初期に、商売繁盛、無病息災、家内円満を願って食べたのが始まりとする説
  • 大阪の海苔業者が販売促進のために思いついたとする説
  • 「昔は巻きずしを切るのが面倒だったため、そのまま食べることがあった」という話を知ったお寿司屋さんが売り出したとする説

これらの説はスーパーのチラシや伝え聞いた話が元になっている説ですので、信憑性はどれも同じです。

文献なども残っていないため、恵方巻きの起源についての詳細は不明です。

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恵方巻きの全国展開はつい最近の出来事

ところで、「恵方巻き」が全国的に有名になったのはつい最近の出来事です。

もともと大正時代ぐらいまでは、発祥といわれている大阪の人たちの間でも知られていなかったようで、昭和初期あたりに大阪で販売促進活動が行われています。

小僧寿しによるキャンペーン

持ち帰り寿司で一時期大人気となった「小僧寿し」では、1980年代に大阪の「丸かぶり巻きずし」に目をつけ、「縁起巻」という名前で全国キャンペーンを行いました。

このキャンペーンは数年間行われましたが、ブームになることはなく、いつしか「節分の日に丸かぶりする巻きずし」は忘れ去られていきます。

セブンイレブンのキャンペーン

小僧寿しのキャンペーンから数年後、今度はセブンイレブンが「丸かぶり巻きずし」に目をつけます。

最初は広島市を担当していたエリアマネージャーのような立場の人がこれを知り、広島市のセブンイレブンで「恵方巻き」が販売開始されます。

その後、販売エリアを広島から徐々に拡大していきます。

1998年に全国展開を行い、そのころから急速に「恵方巻き」は普及しました。

それから各コンビニ、スーパーなどがこぞって販売促進キャンペーンを行い、今では豆まきとともに節分の日の恒例行事となっています。

なお、セブンイレブンと同業のファミリーマートでは1983年に関西の一部地域で、大手スーパーの「イオン」は1992年に全国規模でそれぞれ販売を行っていますが、「恵方巻き」が普及したのはセブンイレブンの全国展開がきっかけになったようです。

「恵方巻き」という名前をつけたのが功を奏したのかもしれません。

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