日本ハムファイターズの新庄剛志監督(ビッグボス)が3月23日、インスタグラムを使って今期の開幕投手を発表しました。
日本ハムの開幕戦である3月25日のソフトバンク戦、先発のマウンドに上がるのは「北山亘基投手」とのことです。
ドラフト8位選手が「開幕投手」
今シーズンの開幕投手として発表された「北山亘基投手」は、まだルーキーです。
昨年(2021年)のドラフトで8位指名を受けて日本ハムファイターズに入団しました。
当然プロの公式戦での登板はまだありません。
開幕戦は通常どのチームもエース級の投手を先発マウンドに送ります。
選手にとっては開幕投手に選ばれるのは名誉なことであるともされています。
その開幕投手に「新人、しかもドラフト8の選手が選ばれた」さらに、「インスタグラムで発表された」とあって話題となっています。
この時点で新庄ビッグボスの狙い通りなのかもしれません。
日本ハムの開幕投手「北山亘基」はどんな選手?
では、その北山亘基投手はどんな選手なのでしょうか?
出身は京都府、182cm・80kgの右投げ右打ちで、1999年生まれの22歳です。
背番号は57。
京都の「京都成章高等学校」では1年のときからベンチ入り、3年のときに甲子園に出場します。
このときの甲子園大会では1回戦で神村学園に破れ敗退。
ドラフト指名を待ちますが、指名されず京都産業大学に進学します。
大学では1年時からベンチ入り、4年時には「関西六大学野球リーグ最優秀投手」に選ばれます。
そして昨年、ドラフト8位で北海道日本ハムファイターズに入団します。
高校生の時は最速142kmだった球速が、大学で153kmまで伸び、プロ入り後の現在の最速球速は156kmとかなりの速球を投げることができる投手になっています。
北山投手のオープン戦の成績
北山投手は新人ですのでプロ公式戦の記録がありません。
そのため、オープン戦での成績を記載します。
※すべて中継ぎでの登板です。
- 3月3日 VSヤクルト 1イニング 被安打0失点0三振3
- 3月9日 VSロッテ 2イニング 被安打1失点0三振5
- 3月12日 VS広島 1イニング 被安打1失点0三振1(セーブ)
- 3月18日 VSDeNA 1イニング 被安打0失点0三振2
- 3月20日 VSDeNA 1イニング 被安打1失点0三振2(セーブ)
ご覧の通り、5試合6イニングを投げて2セーブ、被安打3、失点0、脱三振13とかなりの好成績です。
オープン戦はすべて中継ぎ登板でしたが、確かに先発投手を任せても面白いのかもしれません。
こういう結果を残した選手をきちんと重用するのは、新庄さんらしいと言えそうですね。
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