ウクライナ南東部の都市マリウポリは、ロシア軍がそのほとんどを制圧したと伝えられています。
残るウクライナの兵士達は、「アゾフスタリ製鉄所」という場所に立てこもり抵抗を続けているようです。
このアゾフスタリ製鉄所とはどんな施設なのでしょうか?
アゾフスタリ製鉄所の地下
アゾフスタリ製鉄所は名前のとおりの製鉄所で、ウクライナ最大級の製鉄所です。
かなりの巨大施設で、その地下には核攻撃を想定した要塞が備えられていると言われています。
階層は地下6階にも及び、いくつものトンネルやシェルターがあってそれらがつながっているとされています。
居住空間があり、他にも診療所、カフェ、演芸場などが併設されています。
地下の要塞の広さは約11万k㎡です。
これは東京ドーム235個分です。
かなり広い地下施設で、水や食料も4000人分ほどが備蓄されているとされています。
アゾフスタリ製鉄所封鎖後の援軍
マリウポリには、アゾフスタリ製鉄所の地下要塞以外にもいくつかの地下施設があるとされています。
そしてそれらの地下施設は、製鉄所と地下通路でつながっています。
アゾフスタリ製鉄所は現在、ロシア軍によって包囲・封鎖されていると言われています。
ですが、「この地下通路を通ってウクライナの他の部隊がアゾフスタリ製鉄所に入った」とウクライナ在住の方からの情報も入ってきました。
信憑性は定かではありませんが、マリウポリの地下に通路が張り巡らされていて、それをロシア軍が把握しきっていないのであれば、不可能に見える「アゾフスタリ製鉄所への援軍」もありえるのかもしれません。
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