亡命政府とは何のこと?アメリカがウクライナに勧める亡命政権計画

ウクライナ 政治・経済
スポンサーリンク

ロシアのウクライナでの軍事行動が続き、次第にウクライナは苦しい状況に追い詰められています。

首都キエフの陥落も時間の問題であり、そう遠くない将来に起きるという見方が強まってきています。

そんな中、アメリカの議会でウクライナの「亡命政府」を樹立する案が真剣に検討されています。

スポンサーリンク

亡命政府とは?

亡命政府とは、「政権の主要メンバーが国外に脱出し亡命先の外国で組織する政府」のことです。

今回の例で言えば、「ゼレンスキー大統領を始めとするウクライナ政府の中枢メンバーが首都キエフを脱出し、どこかウクライナを支持する外国で、そのままウクライナの政府として存続し続けること」を意味します。

ロシア軍は首都キエフを包囲し、じわじわとその包囲網を縮めてきています。

ウクライナは奮闘しているとはいえ、軍事力の差はロシアと大きく開いています。

NATOを始めとする西側諸国の関係者も、ウクライナに軍を送ることに対しては慎重な姿勢を崩していません。

そこで、「ウクライナの政府が外国に脱出するのはどうか」という提案を検討しているというわけです。

スポンサーリンク

アメリカがウクライナに亡命政府提案を検討

この亡命政府の提案をしようとしているのは、アメリカの政府及び有力議員たちです。

現在のところ、この案はまだ検討段階であり、本来であればこのような重要な情報は外部の人間が知ることはできません。

そのため、亡命政府の計画案の詳細は不明です。

この情報はアメリカのあるメディアの取材にある議員が匿名で応えた事により報道されました。

その議員によると詳細は言えないということでしたが、「ゼレンスキー大統領を中心とする政権の指導部が、ポーランドに亡命政府を樹立することを含めて、あらゆる非常時対策を検討中」とのことです。

スポンサーリンク

ウクライナが亡命政府を樹立したらどうなる?

「亡命政府樹立」ということは、政府の中心人物が国外に亡命するということです。

ということは、ロシアから見れば戦争に勝利したと捉えることもできます。

その後、そのままロシアがウクライナに傀儡政権を樹立することもありえます。

ですが、ウクライナの一部地域を除く多くの人々は、ロシアによる侵略・支配を望んでいません。

現ウクライナ政府の主要メンバーが脱出したとしても、ウクライナの人々はそのまま抵抗し、ロシアの思惑どおりにならない可能性も高いです。

ロシア軍の第一の目的であると見られる現ウクライナ政権の指導部が国外に逃亡すれば、ロシアとしても彼らの討伐は難しくなります。

こうしてみると、ウクライナにとっては「亡命政府」を選択肢の一つとして検討する価値はありますが、それにともなうデメリットももちろんあります。

「政権の主要メンバーが国を出た」という事実はウクライナの国民にも伝わります。

すると、受け取り方によっては「ウクライナ政府は国民を見捨てて逃げた」という解釈が出来ます。

ウクライナに残った国民が、「自分たちは見捨てられた」と考えてしまえば、軍の士気は一気に下がります。

現在、ウクライナがロシアに対抗できているのは、ウクライナ軍の士気の高さによるところが大きいです。

その火を消してしまうことになりかねませんので、亡命政府の案は慎重に検討する必要がありそうです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました