ベラルーシとはどんな国なのか?危険度や治安、ロシアとの関係性について

ベラルーシ 政治・経済
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ウクライナを巡る情勢の中で、ロシアの同盟国ベラルーシの動きが注目されることが多くなっています。

日本ではあまり馴染みのないこのベラルーシという国の情報を簡単にまとめました。

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ベラルーシとはどんな国?

ベラルーシ共和国はウクライナの北、ロシアの西に位置する世界最北の内陸国(海がない国)です。

ベラルーシの位置

三権分立の共和制という体制をとってはいますが、実際は大統領の権限が非常に強い国です。

「ヨーロッパ最後の独裁国家」とも言われており、1994年以降、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領が長きに渡り独裁を続けています。

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ベラルーシの危険度

21世紀において独裁国家と聞いただけですでに危険な印象がありますが、実際のベラルーシはどういう国家なのでしょうか?

ベラルーシ元はソビエト連邦に属していた国です。

ソビエト連邦が崩壊し、独立国家となった後にルカシェンコ大統領が選挙で当選します。

このルカシェンコ大統領という人物は、「ロシアの事実上の最高指導者」の座を狙っていたとされる野心家です。

「大統領選の不正疑惑」「選挙直後の野党議員の弾圧」「反政府運動の徹底的な取締」など、独裁者と言われる条件も揃った人物です。

彼が1994年から2022年現在に至るまで、ずっとベラルーシの政権を握っています。

独裁体制国家であるため、自由主義の国々との関係は良好ではありません。

アメリカとは2008年に国交を断絶しています。

さらに当時のアメリカのブッシュ大統領はベラルーシを名指しで「悪の枢軸」と呼んでいます。

アメリカが「悪の枢軸」に位置づける国は、他に「イラン」「イラク」「北朝鮮」といった国々があります。

アメリカによるベラルーシの危険度の格付けは、これらの国に並んでいるものと思われます。

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ベラルーシの治安

ベラルーシの治安は、他の元ソビエト連邦の国々と比較すると、良好な状態であるとされています。

しかし、犯罪発生率自体は高く、安全な国とは言えないのが現状です。

2008年にはテロも発生しています。

また、ベラルーシの人々の人権は、非常に厳しく抑圧されています。

失業で罰金、失業者には社会奉仕活動が義務付けられている他、集会やデモは禁止、政権批判をすれば逮捕・拘束が当たり前です。

過去には政権に批判的な意見に対して拍手をしただけで逮捕されるというケースも出ています。

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ベラルーシとロシアの関係性

ベラルーシとロシアは「連合国家創設条約」という条約を結んでいます。

これは、簡単に言えば「ベラルーシとロシア一つの国を形成しましょう」という条約です。

先述の通り、ルカシェンコ大統領はロシアの最高指導者になることを望んでいました。

ベラルーシとロシアを一つの国とし、その最高指導者にすることで野望を叶えようとしていたわけです。

この条約を結んだ当時、ロシアは国力が低下しており、ルカシェンコ大統領の目論みはうまくいきそうでした。

ですが、条約を結んだ後、ロシアはエリツィン大統領からプーチン大統領に指導者が代わります。

すると新しく大統領になったプーチン大統領は、逆にベラルーシをロシアに統合しようとします。

そこからベラルーシとロシアは関係が悪化し、以降、連合国家創設条約は効力を発揮しないまま機能不全の状態に陥っています。

そういった経緯もあり、現在、ロシアとベラルーシの関係は「密接な友好関係」ではなく、「あるときは協力し、あるときは敵対する」というような関係です。

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